こんばんわ。久々にあおと外食をしてきました。外食が嫌いじゃないんですけど最近は自分で作る方がおいしいので滅多に外に食べに行かなくなっていました。
たまには気分を変えて外で食うかと話していたところ、今日たまたま駅に着いた時間が同じだったので近くのパスタ屋に行った次第。
特に面白いことはなにもありませんでしたが、あおがパスタが運ばれてきた後に「なにを注文したか忘れた」と言って店員に確認させてしまったり、ボクはボクでワインが欲しかったのに「ソーセージいっぱいください」と注文して混乱させたりしました。すいませんすいません悪気はなかったんですパンもパスタもうまかったです鎌倉パスタさん。また行きます。
金スマの発達障害特集見ました
で、本日はツイッターのフォロワーさんから「金スマ見ます?」とリプライ来ておりまして、何ごとかと思ったら栗原類という発達障害をカミングアウトしたモデルさんをよんで発達障害の特集をしているそう。
普段は民放みないし芸能人についてはまったく詳しくないのでふーん程度でしたが、ちょっと気になったのでチャンネル合わせてみたら結構面白かった。
栗原類のパートはまぁよくあるあるなので「あー、普通の発達障害者だねぇ」と見ていましたが、後半に出てきた発達障害のあるピアニスト「野田あすか」さんの取材がべらぼうに面白かった。
野田あすかさんの裏側に見えたもの
買いもの行くのに途中で気になったおばあさんを追いかけたり、警官のまねを3分続けたり、道しるべにねこじゃらしを折ってわかりやすいところに差したり、と非常に天真爛漫っぽくありましたね。
[amazonjs asin=”477620875X” locale=”JP” title=”CDブック 発達障害のピアニストからの手紙 どうして、まわりとうまくいかないの?”]
で、野田さんの過去とかは本読んだりググれば分かるんですが、ボクが映像を見て思ったことは、「あ、この人、ふつうであるふりやめてるわ」ってことです。
現在の野田さんを見ると、「なんで22歳まで発達障害がわからなかったのか」と言うくらいに変な人ですけど、逆に言うと22歳までは「普通」にしてないと親にも怒られるわけですよ。素の自分なんて晒せるところないですよ。
野田さんがピアノをレッスンしている間だけは普段の間延びした口調ではなくてきぱき指導するシーンあったんですけど、短い時間で疲れ果ててました。野田さんは発達障害が診断されるまではそういう「てきぱき」なモードを無理して保っていたんだろうな、と感じられるシーンでしたね。
なので、発達障害に「なって」はじめて素の自分をさらせるようになってストレスが減ってのびのびピアノを弾けるようになったんだろうなぁと。
発達障害とわかってから変人になる
これは野田さんだけじゃなくて、「発達障害がある」とわかってからのほうが変人化することもあるんですよ。でも、これ、診断されたから悪化したんじゃなくて、元々変だったのをさらけ出せるようになったからなんですよ。
ボク自身も発達障害があると診断されてからのほうが発達障害が重症化している気がしています。しかし、あおからみれば「昔からそんなんだったよ」とのことですし、逆に変人であると認めてからの方が
だいぶ心理的な負担が減っていますね。変であることを認めたから変であることが負担にならなくなってきたというか。
下手に「変じゃない」と決めつける方がよほどストレスになることもあるので、子どもが変だと気づいたら、変になれる空間と時間を与えることもほんと大事ですよ。っか、絶対に与えてください。
これ、普通の人も「変なところ」は誰にもあるわけでして、だからこそいろんな風(以下自粛)。子どもを変態を育てたくなかったら変なところを押さえつけないで放置しておくのが(法に触れない限りは)よかろうと存じます。
まぁ、ボクに関しては手遅れだけど。
お酒が回ってるので今日はこれくらいで。では。