同じ目線で同じ所に立てるという素敵な才能のお話

こんばんわ。くらげです。昨日はあおが「死にたい」と大変だったことをお伝えいたしましたが、予想通りマッサージを受けて肉とプリンアラモードを食わせたら逆にうざいくらい元気になったことをお伝えいたします。

困った人を助ける力

さて、あおが今朝方こんなツイートをしておりました。(一応書いておくとあおはボクの彼女です)

あおは知的障害と精神障害の手帳を持っていますが、というか、だからこそなのか、こういう「困っている人」をほっておけません。普段は人見知りなのにこういう困っている人を見るとズカズカ分け入ってなんとかしようとします。そういうことについては以前書きましたけど、本当にこいつは知的障害児支援の仕事した方がいいと思うんですけどね。まぁ、今の仕事も結構悪くはないみたい何で無理にと言うわけでもないですけど。

ボケても「誇り」は失くさない

また、あおの前職は介護職で老人介護も手慣れたものです。以前、認知症のおじいさんが家の近くで倒れていてボクはどうしたらいいかわからずあおにヘルプのLINEを投げたときがあります。飛び出てきたあおはおじいさんを起こして、どういう話術を使ったのかものの3分で家を突き止めて送り届けました。あれは驚きました。 

あおは介護職時代はいろいろ独創的なアイデアで老人のぼけ防止に絶大な成果を出していたようなのです。「認知症だろうがなんだろうが『矜持を持たせる』ことは人間として必要だ」というので入所者にいろいろ仕事をお願いしたりしていました。

いかんせん独創的すぎて入所者から人気が出れば出るほど他の職員と衝突して精神的な問題がひどくなってやめてしまったのですが、非常にもったいないなーと。たまに「介護に戻ったら」とも言うのですが、「一度逃げた業界に戻るつもりはないなー」といいます。

同じ立場として寄り添うこと

知的障害児にしろ老人にしろ、ボクはどうしていいかわらずおろおろしてしまうので「よく手助けできるな」とあおを褒めるのですが、「感覚的になにが困っているか分かるからねぇ」と特に気張らず。「おじさん(ボク)でも聴覚障害の人が困ってるなら助けに行くでしょ、それと同じだよ」と。なるほど、そういうものか、とは思うのですが、それでも「すごいな」と尊敬するわけですけど。

にしても、ボク自身は既に大ボケなんでこれ以上ボケたくはないんですけどね。こういう本、キンドルアンリミテッドに入っていたのでダウンロードしてるんですがまだ読んでないです(笑) まぁ、ADHDの場合は根本的には治らないわけですけど。

ゼネラリストが求められるけど

しかし、あおの才能が生かされないのを考えると日本の仕事は何にしろ「ゼネラリスト」を求めがちなのがいろんなところで弊害起こしてる気がしますね。あおは介護福祉士なのでそういう専門的な介護だけをやれればよかったのかなーと。

まぁ、ボクも「書くこと以外は駄目人間」なので「書き物だけしていきていきてーなー」と常々夢想しているのですが夢は夢の間まで終わりそうです。

あと、寺島さん(漫画家)も「日本は作家や漫画家、アーティストに事務仕事押しつけすぎ!エージェント育てろや!」と息巻いておりましたので、プロフェッショナルがプロの仕事に集中しにくい、というのはどこにでも見ることができそうです。

発達障害や聴覚障害の場合は「一つ誰にも負けないこと」を身につけることができれば健常者と勝負できる、と語る方もおりますが、実際には「それ以外の仕事」の割合がでかくてそうもいかねぇんだよなぁ、と思うことしきりです。 そう甘くもないよなーと。

とまぁ、愚痴りきってもしかたないので、平日の仕事は仕事として割り切って、土日はしっかり休みたいと思います。

自分を助ける事はできないけど

そんなあおですが、その「人を助ける才能」は何故か自分には向きません。「なんでー」って疑問なんですが「だって見えないんだもん」とこともなげに。「人間、自分がいちばん見えていない」とよく言いますけど、文字通り見えてないのかよ!

でも、本人が見えないなら周囲がサポートすればいいわけで、「自分を助けられないのに人を助けるのは良くない」という説には疑問を感じます。それぞれが見合ったこと・できることを当たり前にする。そういう関係ができれば素敵だな、とボクは思います。

ところで、あおはその能力をもって「ボクをどこまで制御してるの?」とたまに恐ろしくなったりしますけど、「どうなのさ?」と質問しても「さぁねー」と口笛を吹くので、うん、まぁ、気にしないことにしましょう。

というわけで、今日はこのくらいでー。お酒飲みます-。





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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談
15151372_922612661202917_1424986504_n1 「ボクの彼女は発達障害」のくらげと寺島ヒロが再タッグ! ADHD・難聴のサラリーマン「くらげ」とアスペルガー症候群の漫画家「寺島ヒロ」が発達障害に関するエトセトラを傍若無人に放言しまくる対談集です。 発達障害あるあるネタをイラスト付きでお楽しみください!
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第2巻(11〜20話)
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