パラリンピック修理工場に人間の尊厳を見たってお話(上)

こんばんわ。真田丸にフリントロック式拳銃(馬上筒)が出てきて大興奮のくらげです。

資料を持ってきて「今日は前装式フリントロック拳銃の話をねっちりみっちり書くでござるよ」とあおに申しましたら「それはこのブログでやることではないで候」と言われました。

「それがしの趣味が武器の歴史の研究であることはご存じで候」「手前の趣味がいかであろうが誰もついていけないコンテンツ性の底辺のものを作るつもりか候」「ぐぬぬで候」とのやりとりがありまして普通のブログをしたためるで候。

「修理工場は眠らない」

11月29日(火)の夜、ブログのためにポメラをポメポメしておりましたら、あおから「面白い番組をやっているよー」と呼ばれました。

あおがテレビ番組に興味を持つのはあまりないことなので、なんだだろうと覗くと白人が車いすが修理されているシーンが流れていました。

あおは介護福祉士の資格があるだけあって、車いすとか杖、補装具に大変詳しい。国際福祉機器展に一人で遊びに行くくらいにはマニアックです。

「ほんとおまえ車いすとか好きだよなぁ」とあおの趣味に文句をたれつつ画面を見ていたら、どうもその白人が直している車いすの持ち主は黒人で車いすはかなりぼろぼろ。あら、なんだろ、ボランティアかしら、と考えていたら、「パラリンピックの修理工場だって」とあお。

パラリンピックに修理工場なんてあったんだと新聞で番組を探してみると、「修理工場は眠らない パラリンピックを支えた職人たち」というタイトル。

ボクはまったく知らなかったのですが、リオデジャネイロパラリンピックでは世界各国の義肢装具士や車いすメーカーの技師など100人以上が集結し、修理工場が開設されていたとのこと。

パラリンピックにおける自己負担が高すぎる

確かにパラリンピックでは車いすや義肢義手、その他装具などを酷使します。しかし、その修理についてはまったく考えたことがなかったのですが、調べてみるとこのような修理工場は必要不可欠だとわかりました。

オリンピック基準で考えると修理は各国のメカニックを同行しそうなもんですけど、ほとんどの国のパラリンピック選手は恵まれた境遇ではありません。日本でもパラリンピック選手は平均で年150万ほどの自己負担があるらしいですね。

スポーツ用の車いすなどは安くはなく、あおの車いすカタログを確認しましたら、バスケ用で最低25万、レース用で35万~70万でした。さらにカスタム・調整したり整備費を・・・と考えると負担はさらに増えます。日本ではスポーツ用車いすには保険は使えないので全額自己負担ですので、年間150万はするなぁ、と・・・。資金的にパラリンピックに出られない人もいる状態です。

発展途上国の問題

日本においてこの状況なので、発展途上国においてはより深刻です。金があればいい機具を輸入できるかもしれませんが、メカニックが少なく、十分な整備を受けられないこともあります。もちろん、パラリンピックにメカニックを同行させることは夢でしかない。そういう現実に対応するために、パラリンピックでは選手や関係者が無料で使える修理工場が併設されるようになったようです。

で、ボクはあまりパラリンピックに興味はありません。スポーツがまったく好きではないというのと「聴覚障害者は関係ない」という僻みと目にする機会がないというのが合わさっていまいち積極的に見る気になれない。なので、パラリンピックのドキュメンタリーは「修理工場は眠らない」が初めてでした。

というところで長くなりすぎたので以下次回。では。





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