こんばんわ。
「もうジュウシマツ和尚だね」と嫁に言ったら「ジュウシマツ和尚?」と。
年末だよ!間違えたんだよこんちくしょう!となっているくらげです。
嫁からは「ジュウシマツ和尚ならもう食べたでしょ」と謎のコメントを頂きました。
世界はシェーカーの中
そんなわけで、2016年もあと4日。
今年は神様がカクテルシェイカーの中に世界を放り込んで全力でシェイクしたかのような年でしたね。
最近、ダイバーシティという概念を耳にすることがよくあります。
ダイバーシティとは直訳すれば「多様性」ですが、社会学や組織マネジメントの分野では「組織にさまざまな属性の人材を取り入れ、それらを相互に活かす」という概念です。
ここでいう属性とは「性別」「年齢」「国籍」「障害の有無」など、人間のアイデンティティを構築する要素のことです。
この激動する社会環境にあっては、客のニーズも多様化し続けている。
画一化された価値観を持った社員の多い企業はニーズを読み取れずにビジネス上不利になる。
そうならないためには幅広い属性を持った人材が必要だ、という考え方ですね。
ダイバーシティを推進することはまさにカクテルを作るように「異種」なものを混ぜ合わせること。ストレートではあり得ない味を作り出すことを期待されているのですね。
下手なバーテンダーとダイバーシティ
しかし、下手なバーテンダーのカクテルを飲んだことがあるなら理解できますが、雑なカクテルはベースの味が喧嘩しあってて舌が混乱したり、一種類の味が突出していて「混ぜる意味がねぇ」とかなることがあります。
ほんと、うまいバーテンダーとそうでないバーテンダーは同じ名前でもぜんぜん違う味のカクテルを提供してくれますので、バーはまずい酒を出すと思うなら、評判のいいバーに行ってみるといいです。
別世界の味わいが広がりますので。
なお、前に通っていたバーは「いつもの」が通じたバーテンダーがいなくなったので行くのを止めました。
ダイバーシティを成功させるための3つの軸
閑話休題。
今の企業は「多様性」をうまく活かすことを期待されています。
しかし、その混ぜ方がうまくないととんでもない物が出来ます。
ダイバーシティを成功させるためには「多様性」を確保するだけでは駄目で、うまいバーテンダーのように個性を見極め、適量を適当なだけ混ぜ合わせることの出来るリーダーが必要なんだろうな、と。
どうやって混ぜ合わせるかは障害者としての自分の身を振り返ると、3つの軸がありそうです。
一つ目は公平に仕事に参加させること。
二つ目は平等に成果を評価すること。
三つ目はそれぞれの利点を引き出すこと。
さて、長くなったのでそれぞれの意味については次回で書きたいと思います。
今日はこれくらいで。では。
※このブログ記事は「旨い酒が飲みたい」と嫁と話したところから派生しました。