こんばんわ。くらげです。
人手不足に障害者はいかがか
移民もいいけど障害者もね
最近は各業界で人手不足だそうです。
介護・保育、牛丼屋のみならず、ITや製造業、小売業、建設業の多くの分野で人材が不足していて大変とニュースで目にする機会が増えました。
少子高齢化の進行により労働者人口が減っていること、若者がきつくて安い仕事を敬遠していることなどが理由に挙げられます。
そこで移民を受け入れよう、という声もありますし、既に多数の外国人が日本で働いています。東京の牛丼屋に行くと店員が外国人しかないというも普通です。
ここまで人材不足が進むと、障害者就労の道が拓かれるんじゃないか、と期待感も生まれます。
現在、日本で働く外国人は78万人超ですが、働く障害者は45万人です。障害者より外国人の方が多く働いているんですね。
外国人が日本で働いてもらうことはありがたいことなのですが、65歳以下の障害者のうち400万人以上働けていない計算になるので、この層をもっと活用すれば労働力不足の力になるんじゃないかな、と考えるんですがいかがでしょうか。
障害者は働けるの?
「障害者に何が出来るのか」といぶかしがる人も多いでしょうけども、障害者も幅が広い概念です。杖をつけば歩ける人もいれば、寝たきりの人まで様々です。
精神障害の場合も薬を飲めばまぁそこそこ仕事を続けられる人も手帳を持っていれば精神障害者にカウントされます。
障害を持っていると障害を持っている人と比べて出来ることの幅は狭まりますが、全員がなにもかにもできないということではない。要は適任適所で働ける人を採用できないか?という問いかけなんです。
有能な障害者の囲い込み
ただ、最近は「有能な障害者」の囲い込みが特例子会社を中心に進んでいるそうです。ここでいう有能は「特に支援なく働ける人」という意味で、高度な仕事が出来るということではないんですけどね。
なので、「特に支援なく働ける障害者」は障害者雇用市場では既に枯渇しているわけです。
仕事の仕方を問い直す
仕事を特化させる
となると、この先、障害社を雇おうとしたら「全部一人で出来なくても特化型の仕事をする障害者」とかをうまく使いこなす必要が出てくる。
ボクや嫁なんかもそうなんですけど、健常者の同僚と同じ仕事をやっているわけじゃないんですが、出来る仕事を効率的に回す工夫をしてなんとか仕事をしているわけですね。
ボクの場合は法的な資料をまとめたりするのが得意ですし、嫁は細かいフォントや色彩の違いを見るのが得意。そういう得意さを活かすことが他の方でももっとできないもんかなぁ、と常に考え込んでしまいます。
多様な働き方はどこに行った
そう考えると障害者ブロガーのだいちゃんも記事にしていますが、時短勤務とかテレワークとかもっと推進すればいいんだけどなぁ、と。
嫁は体力にも問題があるので、1日6時間勤務です。その分給料は減りますが、なんとか続けられるくらいには体力温存できてます。
テレワークについては一時は兼業でWebライターもやっておりましたが、人と顔を合わせず家で仕事を出来るというのはやはりメリットです。その分稼ぎは安いですけど。
一億総活躍社会の資料とかを見ますと、国を挙げて柔軟な働き方を推進するように書いていますけど、障害者が働きやすいように頼みますよ、ほんと、という気持ちです。
また、障害者だから仕事が出来ない、というわけじゃなくて、障害の部分でつまづくと、仕事すべてが出来ないように見られてしまう問題もあります。
逆に、出来るところだけを見て、その仕事だけを任す、みたいな男前な企業ももっと増えても良いんじゃないかと。
まぁ、できることをできるだけ
まぁ、愚痴るだけではなんともならないので、まずボクはボクの仕事をすることで「障害があっても仕事は出来る」ということを職場で証明し続けたいですね。
では、明日も仕事なのでこれくらいで。でわ。