こんばんわ。くらげです。
本を読むのが遅いんです
本を読む読む、アレを読むコレを読むと毎週言っている気がしますが、結局今週まともに読めたのは「中国航空戦力のすべて」と「虐殺器官」くらいでした。
まぁ、ちゃんと本を読めている時点でわりとマシな方ではあるのですが。
中国航空戦力のすべて
「中国航空戦力のすべて 中国のテクノロジーは世界にどれだけ迫っているのか?」は中国人民解放軍空軍が開発製造配備した航空機を網羅しているってなかなかにマニアックな本です。
中国の脅威が日に日に増していると報道されますが、具体的にどういう軍隊でどういう兵器があるのかはあまり気にする人はいないと思いますが、最近の中国空軍はバラエティ豊かで面白いですよ。
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建国すぐからピストンエンジン飛行機のリバースエンジニアリングを開始し、ステルス(?)戦闘機、AWACSに発展するまで、文化大革命などの紆余曲折ありながらも着実に技術を積み重ねていった凄みがいま開花している感じですね。
純粋な「1機ごと」の性能や運用システムについてはまだまだ日米欧に追いついてはいない感じはしますが、中国の航空機開発はかなりホットな話題なので注目はしたいところです。
まぁ、あんまり深掘りすると別なサイトになるんで気をつけますけどね!
虐殺器官
虐殺器官はご存じ2009年に34歳にしてがんで惜しまれつつ死去した伊藤計劃のデビュー作です。今年映画化したことでも話題になりました。(未見ですが)
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今回はたぶん3回目の再読ですが、何度読んでも「言葉の力」について考察を受けるのでとても刺激的です。(その反面、猛烈に疲れるんですけども)
これについては障害観についても絡んでくるので、別な日に改めて書きたいですね。
なぜ辛いのに読むのか
本を読むのが下手です
で、なぜボクは本を読めないのか、読むのが遅いのか、積ん読が多いのかについてあれこれ考えを重ねています。
もちろん、純粋に時間をとれないというのもあるのですが、ネットニュースだのSNSだのでトータル的に目に入れている文章量は間違いなく多い。そちらを削れんば本を読む時間を作れると思うのですが、一つのものを読み通すという意味では下手もいいところ。
本を読むのは高度な技能
本を読み通すってのはもう一種の技能であって、集中力・根性・基礎学力とかいるわけですよ。ボクの場合は語彙力などはあるほうですけども、ADHD特性から「一つの本を読み通す」のがなかなかうまくいかない。これについては既に書いていますが、なかなか苦痛的なものがあります。
本を読むのは「希望」があるから
それでも本を読むのを諦めないというか貪欲に読んでいきたい、といい欲求は本を読むことで何かが変わる、という「信仰」を捨てられないからでしょうね。何かを読むことで世界が一変するようなそんな本がどこかにある、という幼い夢が未だにあるのです。
まぁ、そんな本がないなんてわかりきっていますけども、それを求めて色々探求した結果、今の環境を作り上げる基礎力となったのでムダではないわけですね。
それに「いろんな本を読むことでブログのネタになる」みたいな目的も出てるわけですから、本を読まない手はないのですよ。
今週の目標
というわけで、今週は「今度読んでレビューしておきます!」と宣言してまだ読んでないという不義理を重ねている地雷魚さんの「越天の空」の小説と漫画を読むのが目標でございます。ご期待ください。
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ざっくりいうと空戦モノが好きならマストバイアイテムっす。空中空母という言葉に惹かれるならぜひ。
踏ん張りましょう
では、今日はこれくらいで。皆さん、自分の良著を探しながら踏ん張りましょう。でわ。