(アイキャッチ:あお撮影)
こんばんわ。くらげです。
梅雨入りとポーポーポー
本日、日本の多くの地方で一斉に梅雨入りしたそうですね。気圧の変動に弱い発達障害者には辛い季節になりましたが、だいたい一ヶ月耐え抜きましょう。
くらげ家は今のところ体調的にはなんとかなっておりますが、人間の言葉より「ポーポー」と鳴いている感のほうが長い。
いや、あおが最近はどういうわけか鳩の鳴き真似をしていると精神的に落ちつくという習性が身につき、気を抜くと電車の中でポーポー小声で鳴いているそうですね。今更ですけど変な人に見られていると思います。
洗脳される
発達障害者によく見られる症状として単純なフレーズを繰り返すことがあって、あおの「ポッポー」もその一つでしょうね。ちなみにその前は「ニャーン」でした。なんで捕食されるほうにシフトしてるんですかね?
いや、ちょっとウザいだけで実害は全くないんですが、ボクもけっこうフレーズがリフレインすることが多く、ニャーンなりポッポーに洗脳されていく。しまいには今日、仕事でデータ入力してたら無意識に「ポー」とつぶやいていたから困ります。
ボクもまぁ奇人変人のたぐいなのは理解していますが、日に日に重篤化していく気がするのは気のせいでしょうか。まぁ、職場で変になれるだけの余裕が出来ているのはあるのですが。
反復行動は落ち着く
繰り返しの効用
で、フレーズを繰り返すのって、発達障害からくる過敏を一定の言葉を繰り返すことで紛らわせる効果があるそうなんですよね。そういや、あおも最近は調子悪いときはポーポー鳴くかハンドスピナーを回しているかのどっちかですね。ちなみに同時には出来ないそうです。
まぁ、繰り返しの動作に落ち着きを覚えるのは発達障害がなくてもあるもんです。さざ波とかホワイトノイズとかそのへんですかね。
見た目の問題再び
ただ、発達障害があるとその落ち着き方が独特の動作に出てくるので見た面が悪い、というのは出てくる。あおのポーポーを外で繰り返しちゃうのとかもわりとそうかもしれません。
でも、下手にそういう反復行動をやめさせるとそれ自体が大きなストレスになります。あおの場合は昔は静かにしているのが苦痛で口の中を噛みまくっていてぼろぼろだったそうです。
周囲のストレス
とはいえ、街中でグルグル回り始めたりする場合もあって、それはそれで危ない。それぞれの障害の特性に強弱があるので障害の純粋な重さと「奇行」が比例するわけでもないのが困りますね。下手に自由にさせていると次はそれを見ている周囲がストレスを溜めることもあります。
あと、やってる本人もそういう行動に恥ずかしさを覚えることも多いんですよ。ボクの場合は定期的に「死にてー!」と場所かまわず叫ぶことがあるのですがけっこう恥ずかしくて外で叫ぶとほんとうに死にたくなりますね。
バランスの問題
このへんの解決策というのは一概には言えなくて、本人の障害や羞恥心、周囲の忍耐や許容度が関係している。結局はバランスの問題になるわけです。
このバランスの問題についてはまたべつに書きますが、バランスを取るためには安定が必要ですよね。それがまず前提が満たされないことが多くて、というのはよくあることです。
ストレス解消に歌ってます
で、くらげさんは、というとストレスがたまるとだいたいなんか歌ってる。
そういうときは疲れて補聴器も人工内耳も外しているので自分の口から何か音が漏れてるか気づかないんですね。で、壊れたラジオみたいなボソボソと話す危ない人になりますね。
しかも「夜の牢で 打たれる君の胸に咲くー」とか「CAN DOで3分前のニューロンには爆撃を」とか「迷子らしくもとめー 誰ひとり落とすなー」とかそんなんばっかりな平沢進の歌詞を繰り返してるので危なさも一押しでございます。
自覚はしてるけど止めようがないのでまぁ奇人変人っぷりを突き進めていきたい次第。
踏ん張りましょう
まぁ、皆さん、適度に変人になりながら踏ん張りましょう。でわ。