こんばんわ。くらげです。
ポメラでLinuxが動く?
キワモノガジェット勢うごめく
本日のお昼休み、ご飯を食べながらツイッターで情報収集をしておりましたら、にわかにキワモノガジェットクラスタがざわめいていました。
「ポメラでFireFoxが動いてる」とかいう単語が飛び込んできたので「まさか?」と思って調べてみましたら、ガチでポメラでLinuxが動いていて眠気が吹っ飛びました。
できるとは聞いていたけど
ボクのブログ執筆はポメラDM200に支えられています。ポメラは文字を書くことしかできませんが、機体的にはLinuxが動く程度のスペックがあります。
というか、ポメラDM200のOS自体がLinuixを独自カスタマイズしたものなので、一部では「Hackすれば素のLinuxが動くのでは」と期待されていました。
なので、技術的には可能であるとはわかっていたのですが、実際にハックされてLinuxが動くのを動画で見ると素敵としか言いようがなくて困ります。
手は出せないけれど
ただ、この動かす方法についての情報はまだ出ていませんし、出回っても技術がないボクには無理そう。なによりポメラが壊れたら買い直す金がない。
といわけで、古いネットブックにEmacsを入れてガシガシキーバインドを打ち込みます。あ、昨日頂いたPCはまだ充分にいじれてません。そのうち色々手を入れます・・・。
障害者の支援機器と教育の問題
ITでの支援が当たり前に
障害者の支援にIT機器を活用するのはもう何も珍しくなく、むしろ「どうICTで支援するか」みたいな段階に突入しつつあるように感じています。
発達障害支援だとタブレット(この場合はほとんどiPad)がむしろ標準装備的になってますね。
外出が難しい方々に対してもロボットを遠隔操作して擬似的な外出をしてもらうとか、リハビリに使えるロボットスーツの開発とかも進んでます。
補聴器の支援とインターネット
最近おもしろいなと思ったのは、ネット経由で補聴器の調整ができるというシステムです。
補聴器は一度設定すればいいものではなく、特に初期は頻繁に調整をする必要があります。聞こえないところをあげたり逆にきつい音を下げたりする必要があるからです。
で、これは近所に(まともな)補聴器専門店があればいいのですが、遠いとこまめに調整するのも難しいですよね。せっかく補聴器を買っても使いこなせなくて使わない、ということも珍しくなく。
そこから考えるとこのシステムは大変画期的です。
しかし、このサイトにもあるとおり補聴器のメインユーザー帯である高齢者に使いこなせるのかという問題もあります。
これはICTによる障害者支援でも「ICTに詳しくないとどんな便利な物でも使えない」という壁があるのと同じですね。
IT格差と障害者支援
障害もケースバイケースですが、なかなか目が見えないとか手が動かしにくいとかで、自然の状態ではスマホもPCも使いにくい・使えないからITについて疎くなる方もいます。
いろいろ設定や工夫次第で特に高い物を買わなくてもそこそこPCを使えるようにできたりするんですけども、そういうテクニックを教えてもらえる場もそれほどないです。
聴覚障害者だと「スキルアップしたいけど普通のPC教室だと何を話しているかわからない」ってことで聴覚障害者にPCの操作を教えるところもありますね。
格差が見えない問題
ボクの周りの障害者はネット経由でつながっている人がほとんどなので根本的にスマホやPCを使えないという方はいないのですが、ネットを使えずに孤立して情報が入らない、という立場の人も少なくない。
障害者の中の「情報格差問題」はかなり深刻で、なおかつ学ぶ場所も少ない。ほんと、「学習機会にアクセスする大切さ」を感じます。
どうすればいい?
具体的にどういう対策ができるかはちょっとわからないですが、まともに使える激安PCとフリーWifiが広がれば・・・と。FacebookがFBを無料で利用できるWifi網を整備するとか言ってましたけど、そういうイメージですね。
聴覚障害だからPCだ! by親父
ちなみに、くらげさんの親父はモバイル好きでWin3.1時代のノートパソコンを数十万で買ってお袋とケンカしたこともあるそうですよ。血は争えませんね。
で、「聴覚障害があるからこそこれからはPCの操作が必須だ!」ってことで当時は安くなかった中学の時にPCを買い与えてくれて高校の時には自分専用のパソコンをくれました。
おかげでこうPCを使ってブログを更新したり仕事ができているので本当に感謝してます。いろいろトラブルもありまして没収されたりしてましたけどね!
踏ん張りましょう
まぁ、今日はこれくらいで。みなさま、IT機器の利用は「機器を使え、機器に使われるな」を合い言葉に踏ん張りましょう。でわ。