こんばんわ。くらげです。
本日は「くらげさんにお悩み相談してみよう」コーナーです!
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VALUの優待企画です
現在、身を投じているVALUですが、VALUを所有している相手に対して「優待」というものでお礼をすることができます。
そこでボクはVALUを買ってくれた方には「好きな内容でコラムを書く」という優待設定をしているのですが、このたび、初めて「かいてー」というリクエストが来ました。
テーマは「発達障害があるそうな人が身近にいたらどうすればいいの?」という内容です。では頑張って書いてみましょう!
発達障害っぽい人に対する対応について
わかったら苦労しない
発達障害に関する本を書いてると「周囲に発達障害のような人がいるがどう対応したらいい?」という悩みが結構寄せられます。これ、結構困るというかケースバイケースというか、「そんなのわかったら俺が苦労しねぇよ!」という質問です。
模範解答としては「本人が発達障害だと自覚するように促すといいよ」なんですが、正直言って「そんなん生易しいことでなんとかなったら苦労しないわ!」というのが九分九厘の方の素直な反応ですよね。
わりとそういう質問してくる時点である程度は発達障害に関する理解なり知識なりはあるわけで、その上で「どうしたらいいからん」ということなので。
発達障害は自覚しにくい?
「発達障害って自覚できないの?」という疑問を持つ人も多いですけど、ボクがADHDと診断されたのは30歳を超えてからで、わりと破綻的な生活をしていたし発達障害の本を書いていても自分が「ADHDっぽいくらい」でスルーしてました。
しかし、受診してADHDに関する勉強をしてみると「あれ?生きにくさADHDがこんなに影響していたんだ?」と理解してきたのですが、ばーっと理解したわけではなく少しずつ「もしかしてこれもADHDの影響・・・?」という探り探りだったんですね。というわけで、発達障害の自覚を持つ難しさは本当に骨身しみています。
困ってると素直に言うこと
とはいえ、「おまえは発達障害者だから受診しろ」というのもやはり乱暴なわけで、じゃ、どうしたらいいかを考えていくと、あまり「発達障害」という言葉にこだわらず「あなたのこういう言動で困っている」と具体的に伝えるのが大切なんじゃないでしょうか。
下手に「障害」を絡めるから差別だのなんだの、となりますし、「発達障害」と診断されたところで周囲の「困り度」は実は変わらないんです。本人が発達障害とわかったところですぐには言動が変わるわけではありません。なので「困るんですけど!」と素直にいえる関係性を作るのが早いかもしれません。
あとは具体的にどう困っているかを聞き出して対策を考えるとかがいいですね。発達障害支援のテクニックは使えども発達障害とは断定しないくらいで。
理解を促すために支援する
人間が集まればそこに軋轢やトラブルが起きるのは当たり前なんですが、発達障害あるとその頻度が神経ぶち切れるくらいに多いわけですが、基本的には一つ一つトラブルを潰していくか排除するしかない。
まぁ、そのどっちも徹底するのは難しいわけで、「根本的な解決」は本人の自覚なのは間違いないんですよ。なので、理解を促すためにも「支援する」ってのは必要不可欠ですね。
なので、発達障害があると疑って発達障害者に対する支援を応用しつつも発達障害であるとは断定しないみたいな微妙な距離感で進めるのが今のところいいのかな-、とは。
こんな感じしょうか?
というところで、こんな感じで回答になっておりますでしょうか > しましまPさん
踏ん張りましょう
引き続きVALUでの優待を設定しておりますので、VALUをお持ちの方は質問とかいつでもどうぞ!
さて、今日はこれくらいで。皆さん、自分は一体どういう人間なのか考えつつ踏ん張りましょう。でわ。