こんばんわ。くらげです。
デフリンピック謎発言続報
先日、小池都知事のデフリンピックに関する謎の発言について取り上げました。
小池知事は手話を交えながら「障害を越えて世界で戦う皆さんを誇りに思う。より磨きをかけて3年後の東京でメダルにつながることを期待したい」と激励。
内容のあまりのアレさに読売新聞に確認したところ「内容の趣旨に間違いはありません」という返答がありました。
まぁ、一時期はメディアの末端にいたこともあるので「そういうしかない」のはわかるんですけどね、「え、パラリンピックに聴覚障害者出ないんですか?」と聞き返したのは減点でしたね。(お名前等控えております)
都の見解を聞いてみた
では、都の見解はどうなのかと「東京都オリンピック・パラリンピック準備局総務部総務課」に「あんたらのボスは読売新聞さんだとこういうこといってるけどどういうことなのだ!?」と聞いてみましたら(本当は「こういう報道があったが真意はいかに?」くらいの感じですが)、「都としてはパラリンピックに聴覚障害者が出ないのはもちろん承知している」「都知事の発言はデフリンピックの盛り上がりがパラリンピックにつながるという趣旨ではないか」ということでした。
某都議に聞いてみた
かなりはぐらかされてしまいましたので、では、某都議にご意見伺いたく、と「都からはこんな返事があったのですが」と聞いてみたら「都の職員としてはそういうしかないでしょうね。都の職員は知事を守るのが仕事なので。自分としては小池都知事の勘違いの可能性が高いと思うが、真相はわからないですね」ということでした。
更に念の為に日本ろうあ連盟にも「この記事に書いてあることは事実か?」ということを問い合わせていますが、いまのところ返事はありません。
アレヤコレヤがあるそうです
まぁ、個人として追求できるのはここまでとは思うのですが、調査する過程でデフリンピックの話題向上のために色々と政治的なあれやこれやもあるとか、パラリンピックに聴覚障害者が出場しないことを知らない人が多いとか、そもそもデフリンピック自体が全然知名度がないとかそういう課題は見えてきましたねぇ。
ただまぁ、「その見識でパラリンピック大丈夫なの?小池さん?読売新聞さん?」とは言っておきたいところですよ?
踏ん張りましょう
では、今日はこれくらいで。皆様、政治家はうまく使いつつ踏ん張りましょう。でわ。