【西嶋利彦】×【くらげ】VALUミニインタビュー「本気で福祉を考えたら大手小売業に就職してた福祉人」ってお話



VALUミニインタビューしました

さて、本日は久々にVALU関係の更新です。今回はVALUで知り合った「鳥取県小規模作業所等工賃3倍計画」というプロジェクトに取り組む「西嶋 利彦@鳥取から福祉を変える」さんにミニインタビューをしました!今回は押しかけです!

登場人物

くらげ

耳の悪いADHDのおっさん。本ブログ「世界はことばでできている」運営者。自著2冊あり。なんとか生きてる地味な人。

詳細な自己紹介はこちからから →  サラリーマン兼ブロガー兼作家な兼業主夫(聴覚障害と発達障害あり)。VALU優待で対談記事作ってます。 1.VALUの目的 VALUに手を出したのは結婚資金を稼ぐことと障害のある方に仕事を作ることです。具体的にはこちらの記事をごらんください。 VALUでやっ...
西嶋 利彦
1989年福岡生まれ。西南学院大学人間科学部社会学科卒業。
2011年(株)ニトリホールディングスに入社。物流・店舗運営を経験後、(株)カムラックに参画。
ITを活用した仕事で障がい者の雇用の場を創出する事業に貢献してきた。
本プロジェクトの為、福岡から移住する。
当面は鳥取県が掲げている工賃3倍計画を実現させることに力を注ぐ。
株式会社kakeru取締役。 鳥取県が掲げる2020年までに障がい者の平均工賃を3倍にするプロジェクトを達成させるために福岡から鳥取に移住。 障がい者が中心のアッセンブリー工場の仕組みの構築・運営をしています。 ◎VALUの目的 VALUを通じて自分の提供できる価値を上げていきたいです。もっと人の役に立...

【西嶋利彦】×【くらげ】VALUミニインタビュー「福祉を本気で考えて大手小売業に就職した福祉人」ってお話

障害者の工賃の安さ

〔く〕 西嶋さんは現在鳥取で障害者福祉の仕事をしていますが、どのようなお仕事をなさっているのでしょうか?

〔西〕 鳥取県で障害者工賃三倍計画、というプロジェクトに携わっています。

〔く〕 障害者の就労が広まっているとはいえ、月に1万以下の収入しかない場合が多く、それはまずいということで工賃アップのために国も動いているのですがなかなか進んでいません。鳥取県の取り組みはかなり先駆的ですね。

〔西〕 鳥取県の挑戦しようとしていることに共感して、とても価値があることだと信じて応募しました。しかも、自分が学生時代に課題と感じていたことに対してより現場に近いところで挑戦できる喜びを感じています。

〔く〕 大学時代に経験した課題とは何でしょうか?

〔西〕 学生時代、障害者施設でボランティアしていた時期があったのですが、そこで工賃の低さに驚きました。それが今の仕事に対する原動力ですね。

福祉のために大企業に就職?

〔く〕 ボクが以前失職しているときに話を聞きに行った施設は時給100円でしたね(笑) しかし、意気込みがあるとはいえ慣れ親しんだ福岡から鳥取に移住するのはかなり大変な勇気が必要だったのでは?

〔西〕 覚悟は必要でしたが、入社した会社を辞めて福祉業界に飛び込むと決めた時の方がもっと覚悟がいりました。(笑)一度辞めた経験がなければ、今回のチャレンジは出来ていなかったかもしれません。

〔く〕 あ、大学を出て直接福祉業界に入ったんじゃないんですね。

〔西〕 就職活動で就労支援の事業所に入ることを考える時期もありました。 しかしいくつか福祉事業所の今が精一杯なんだよと言わんばかりの現場を見て、最初に福祉業界に入るときっと今の当たり前を変える発想は生まれないのではないかという疑問を抱きました。 そこには賃金が低い状態から上げる方法を思いつかなかったというのも含まれています。

〔く〕 障害者福祉に真摯に考えたからこそあえての廻り道みたいな。

〔西〕 入社してすぐに入った会社はニトリでした。 選んだ理由は小売はもちろんのこと製造物流についても学べて、海外でも働ける可能性もあることでした。そして、30歳から福祉業界に飛び込もうという計画を立てていました。

〔く〕 すごく具体的にプランニングしてますね!でも、年齢的にはわりと早めに福祉業界に転職しているような・・・。

勢いで会社を辞める

〔西〕 入社3年目あたりで出会った大学OBが福岡市と協働で就労支援事業を始めるのいう話を聞いたことと特攻隊の手記を見て「自分は本当に自分のために生きているんだろうか、福祉業界に入ることを伸ばし伸ばしにしてるんじゃないだろうか」と考えたら勢いで仕事を辞めてました(笑)

〔く〕 すごい勢いだ(笑)後悔はなかったんですか?

〔西〕 ないですね。むしろ、期間は短かったですがニトリに入社したおかげで、大手のオペレーションなど、非常に勉強になりましたし、優秀な上司から学んだことは役に立っていると感じています。

異色の経歴を活かして

〔く〕 福祉業界ってビジネスの色を嫌うヒトが多いじゃないですか、そのなかでちゃんとビジネス学んで福祉に行こう、って考えられるのはすごいと思います。あとはVALUやクラウドファンディングをうまく使おうしていますよね。

〔西〕 ありがとうございます! クラファンについては、どちらかというと社外のコミュニティの影響が強いかもしれません。 福祉だけの専門性ではまず、何もできないと思っていたのでIT系のイベントにちょこちょこ行ってました。

〔く〕 福祉の専門家が悪い、というわけではないのですが、工賃三倍計画だと本当にビジネスのスキルが必要ですからね。

〔西〕 鳥取での取り組みはほんとうにこれからなのですが、ほかにはない強みを発揮して成功させたいですね。

〔く〕 是非成功させて全国に波及させてくださいね!今日はありがとうございました!

〔西〕 ありがとうございました!





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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談
15151372_922612661202917_1424986504_n1 「ボクの彼女は発達障害」のくらげと寺島ヒロが再タッグ! ADHD・難聴のサラリーマン「くらげ」とアスペルガー症候群の漫画家「寺島ヒロ」が発達障害に関するエトセトラを傍若無人に放言しまくる対談集です。 発達障害あるあるネタをイラスト付きでお楽しみください!
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第1巻(1〜10話)
第2巻(11〜20話)
第3巻(21話〜30話)
第4巻(31話〜40話)