こんばんは。くらげです。
VALUやってます
誰も彼も忘れていると思いますが、私はVALUに手を出していました。
VALUもいろいろとゴタゴタがありまして現在は「終わった」サービスになりつつありますが、VALUを経由していろいろ面白い方々と交流して、そこから現在の活動につながっているものもあり運営には感謝しています。
VALU発のプロジェクトについて
そのVALU発にプロダクションは実は結構あります。例えば、最近バズった「高知の財布」もVALUでつながりができた方々が組んで作り上げたものです。
また、クラウドファンディングで出資を募ったところなんと目標額の7416%も集まったマルチポケット「Two Go」も裏にはVALUの存在があります。
私が著者として関わっている「キャプロア出版」もVALUで知り合った人々が集結して動いているものですし、この首謀者である「きゃっぷさん」もまたVALUからいろんなものを取り入れてブランド展開をしています。
KUMINOについて
そういうVALUから始まった企画の中で一番私が注視しているのは「きぐみのつみき KUMINO」です。
VALUが始まって結構初期に立ち上がったプロジェクトなのですが、polcaで資金を募り、そこから実際の製品を作り上げました。
私も数千円polcaに寄付して実際に購入しましたが、なぜ常に金欠でピーピー言っている私がというと、これは発達障害児の療育に使えるからではないか、と感じたからです。
発達障害児の療育について詳しい説明は省きますが、おもちゃを使って立体感を養ったり手先の動きのトレーニングをすることも含みます。もちろん普通の子供もおもちゃを使って成長していくのですが、発達障害児の場合は成長が人によってまちまちであること、どのようなトラブルが起きるかわかりにくいため安全性がより重視されること、簡単なものから高度なことへの移行が簡単であること、から使用するおもちゃがかなり限られています。
その中で、KUMINOは見た瞬間、すごくいいなぁ、と感じたんですね。安全ですてきなものだなと。で、遅まきならが購入して触ってみたところ、これはよいと。さらに障害児の施設で仕様してもらったところ大変ポジティブな意見が返ってきたのでKUMINOの良さをPRしたいと思います。
KUMINOの良さについて
まず、KUMINOは積み木の一種なのですが、特殊な凹凸がついていることが特徴です。これは日本伝統の建築方法である「仕口・継ぎ手」をおもちゃにしているんですね。普通の積み木より奥行きや高さの自由度が非常に増しています。
普通の積み木は高く積むと危険ですが、KUMINOは実際の建築にも多用されている手法のため、しっかりと大きく組み立てることができます。しかもパーツ一つ一つが軽いので崩れて当たっても比較的安心ですし、癇癪を起こして投げた時でも比較的安全だと思います。持ち運びもしやすいのもよいですね。
また、日本の木をそのまま加工しているため、とてもにおいがよい。障害児施設では匂いに敏感な子供もいるのですが、むしろ心地よく使えたとのことでした。
発達障害があると感覚が敏感な子も多いです。プラスチックや安い積み木だとガチャガチャしてうるさく耳が痛くなるために遊べない子もいます。
しかし、KUMINOはあまりがちゃがちゃしないし、丁寧に表面処理がされていて触っていて気持ちがいいため、触覚が過敏な子でも触りやすいのではないか思いました。また、ささくれが立ちにくいと思う。キュッキュという感覚もないのも好印象です。
このように普通に物がよいのですが、その良さが障害児でも安心して遊べる利点になっているのですね。
要望について
一方で、要望としてはかなり無限に遊べるのですが、どのような遊び方ができるか、という作品ガイドがほしい、という声がありました。サイトに作品例はあるのですが、初級から上級までどんな形のものをどのように組み立てたらいいか、というガイドブック・説明書ですね。
また、ちょっと子供の手にサイズが大きいかもしれないので、小型版を作ってほしい、ともいわれました。
販売について
さて、このKUMINOですが、販売サイトから購入することができます。
もし興味がありましたら、一度お楽しみいただけると幸いです。
踏ん張りましょう
では、本日はこのくらいで。皆様、おもしろいおもちゃを探しつつ踏ん張りましょう。では。