こんばんは。くらげです。
昇降運動3日目
さて、引き続き昇降運動30分を日課にしておりますが、3日目に突入しました。体重は120.6kgと昨日に比べて微増です。結構シビアに動きますねぇ。
空挺ドラゴンズ見てました
さて、昇降運動のお供にNetflixで動画を見ています。昨日はダイエットのモチベーションを高めるアニメということで「ダンベル何キロ持てる?」をサラッと見ていたのですが、本日はせっかくだから教養を深めるためにドキュメンタリーなどを見ようかとザッピングしていたら、アニメ作品に「空挺ドラゴンズ」というものがありました。
「空挺ドラゴンズ」は電子書籍でサンプルを読んで、飛行船で竜を捕獲して食べるというという世界観が気に入ったのですが、タイミングが合わなくて購入までは至らなかったのですよね。
というわけで、いい機会なので再生してみたのですが、WW1のドイツ軍の服っぽい制服がかっこいいとか、飯がうまそうとか見どころはあるんですが、「つまらなくはないけどどこかで見たシーン」や「機械で自動的に作れそうなストーリー」が続いていてどうにも没頭しにくい感じで残念。もう少しストーリーで冒険できるでしょー!的な。
妄想するのは楽しい
とはいえ、こういうファンタジー寄りの作品を見ていると「この世界はどういう意図をもって設計されたんだろう」とか「どういう社会を想定しているんだろう」とか普段は意識しない部分が刺激されるので、視聴すること自体が勉強になりますねぇ。
例えば竜が出てくるなら、その竜はどういう生き物(野生動物というレベルなにか知性があるのか神格化されてるのか)で、人間と敵対的なのか使役されているのか味方なのか、とか、その竜がいることで人間の社会や進化はどうなのか、とか色々と妄想を弄んでは自分が書くならこうしたいなぁ、とか。まぁ、小説は書けないんですけど。
くらげのおすすめ
ちなみに、竜が出てくるファンタジー小説でおすすめなのは「皇国の守護者」(佐藤大輔)ですね。その世界の超大国である〈帝国〉に攻め込まれた島国〈皇国〉の危機を「新城直衛」という軍人を軸に描いた仮想戦記ファンタジーでございます。
新城直衛の人間としての異常性と、それが最高にエグく輝く戦争の阿鼻叫喚さはもう病みつきになりますよ。あと、この世界では竜と龍が出てきますが、それぞれが戦略的・戦術的な価値をイノベーションして、どんどん残虐な戦闘になっていくのが大変楽しゅうございます。
佐藤節と言われる独特な台詞回しによる名セリフのオンパレードなので、「なんかかっこよさげな言葉がないかな」と思ったら読んでみるといいですよ。1巻につき30語くらいは真似したい言葉が採取できます。はい。というわけでみんな読め。俺はもう5回は全巻読み直してる。
「皇国の守護者」は漫画版も出ていましたが、内容としては原作(小説)全9巻のうち、2巻前半までですが本当に名作でした。いろいろあって絶版になってしまい、佐藤大介も若くして亡くなってしまったので再販もされないんでしょうねぇ。残念です。
佐藤大輔については、本当に続きを読みたい作品が何作もあったし、この皇国の守護者も完結しているとは言い難く、本当に惜しい人をなくした、としか言えませんねぇ。黙祷。
このくらいで
では、本日はこれくらいで。皆様、好きな作家の本を集めつつ踏ん張っていきましょう。では。