・2時に就寝し、12時に起きる。今朝は-1度まで冷え込んだらしい。本日は体力を温存するためのコンサータを抜く日。昼飯を調達したあと、また寝る。16時頃に呻くように起きる。
・実家から送られてきた納豆汁用の具材一式が届く。中身は「ねぎ・ごぼう・せり・芋がら・サガエ納豆の納豆汁納豆・山菜水煮」。2回分ある。家によっては豆腐や油揚げ・こんにゃくを入れるけど、今回はもらったもので試作。二回分あるので、次回は豆腐などを入れてみるか。
・水を600mlとほんだしと1cmくらに切った芋がら・ごぼうを入れて沸騰させ、ごぼうが柔らかくなったところで、山菜・ねぎを入れて軽く軽く煮る。火を止めて、味噌を少々薄めになるくらいに入れて沸騰しない程度に煮る。もう一度火を止めて、納豆一袋を入れる。本来はすりこぎですりおろすだけど、今回はすでにすりおろした納豆を送ってもらったのでこちらを使う。その後、弱火にかけながら味噌・納豆が完全に溶かす。溶けたらお椀によそって、刻んだセリを乗せて完成。
・妻より「あんたがこっちの納豆汁を飲むたびに『これは納豆汁ではない。ただの納豆の入った味噌汁だ』と怒っていた理由がわかった」と言われる。それがわかればいいのだ。寒い日なので納豆汁がうまい。
・家事をしつつKindleで「喧嘩両成敗の誕生」を聞く。「舐められたら殺す」の世界観が全開で笑う。「馬から降りるタイミングが悪い・妻を寝取った・馬に似てると笑われた・輿を横切った」とか、とにかく些細なことで喧嘩から殺害にまで至るので唖然とするのだけど、もう生死感が違うということはわかった。武士というか、当時の日本人の気質をとてもわかり易く書かれている。
・本日のTwitterは聴覚障害の差別について書く。聴覚障害の問題は、「アホに見られる」という弊害が一番大きいのではないか、ということを書く。
変な話だけど、人工内耳をつけることで「差別をうけなくなった」ことで、逆説的に聴覚障害者がどれほど「聞こえる人の無自覚な偏見」が大きなものかを知って、これは聴覚障害者の努力でどうにかなるものでもないし、不利益の解消は難しいという絶望を感じている。
— くらげ@ものをかく36歳児 (@kurage313book) January 10, 2021
人工内耳は「うまく適合すれば」105dBという最重度難聴で普段は後ろに車が来ても全く気づかない私でも電話を問題なくできるようなるくらいにはすごい技術なのは間違いないのだよね。これをうまく使いこなせば「不当な差別」を受ける機会は激減するし、出来ることも増える。 https://t.co/4NPt0ImABa
— くらげ@ものをかく36歳児 (@kurage313book) January 10, 2021
人工内耳をつけることで、私もいろいろとぶち当たった「不当な差別」と距離を置いて生活できるなら、心身的に「健全」に生きていける確率は上がっていくと思う。差別と戦いつつ生きていくのはとてもしんどいし、余計なエネルギーも消耗する。
— くらげ@ものをかく36歳児 (@kurage313book) January 10, 2021
もちろん、まともに差別にぶつかって、社会を変えていくための運動を展開するのも大事なんだけど、そのエネルギーを自分の学業や仕事につぎ込めるなら、それはそれで「よいこと」だと思う。だから、人工内耳をつけることにはポジティブだと思うようにシフトしている。
— くらげ@ものをかく36歳児 (@kurage313book) January 10, 2021
一方で、「人工内耳を選択しない」というか、人工内耳を入れるまでもない聴力の人とか、入れても効果ないとか、入れたくない、という人も当然多いわけで、そういう人が不利益なままであるという構造も当然改善しなきゃいけない、というのは当然ある。
— くらげ@ものをかく36歳児 (@kurage313book) January 10, 2021
ただ、社会の構造というか「うまく聞いて話せないと頭がよくない・仕事で使えない」という偏見みたいなものは、人類の脳の仕様みたいなもんだから、どれだけ訴えても駄目なときはダメ、というのはある。聞こえないことはすごくなめられるというのは人工内耳をいれてすごく痛感したこと。
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「手のひらのオーケストラ」という大正時代の頃のろう者を扱った漫画で、「ろう学校でどれだけ成績がよい人でもしゃべれないことで仕事が見つからない」ということが口話法を西川吉之助が推進するきっかけの一つとして描いていた覚えがあるのだけど、100年以上経った今でも変わらないことなんだよなぁ
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・19時より、株式会社祭の新年会にリモートワークを見ながら仕事をする。23時頃に一度終了し、少しゲームをして遊ぶ。その後、夜食なのか夕飯なのかわからんものを作り、24時からもう一仕事。気がついたら1時半になる。ブログを書いて寝る。