日々是くらげ 288日目「障害者ほど人工知能とうまく付き合っていくべきではないか」という話

2022年12月3日（土）晴れ　11℃/6℃　体重 118.6kg　体脂肪率 40.3%

障害者ほど人工知能とうまく付き合っていくべきではないか

・12月に入ってから急速に寒くなっていて体調の管理がますます難しくなっている。ただでさえこの時期は精神的にダウンしやすいが結構忙しくてあまり遊びに行く暇もなくちょっと参っているのは正直ある。明日こそどこかにドライブにでも行きたいのだが。

・あまり音楽の新規開拓をしない妻が「これはいいぞ」とVaundy「置き手紙」を送ってきた。こいつが平沢進以外の音楽を進めてくるのは珍しいので見てみたが、MVがフォント祭りでフォントマニアの妻はにとってはめちゃくちゃ面白いMVだったようだ。（そもそもモリサワフォントのコラボ企画である）

置き手紙 / Vaundy：MUSIC VIDEO

音楽の好みで言うとそれほどハマるというわけではないが確かに MV の質がめちゃくちゃ高い。私はフォントマニアではないのだけど、かなりゾクゾクくるものがあった。モリサワフォントの「置き手紙」特設サイトも見てみたが、こちらもクオリティが高い上にMV に使われた本当の一つ一つの解説が入っていて見応えがあるのだがいかんせん専門的すぎる上に情報量が多くて全部目を通してはいない。とにかくすごい情熱なのはよくわかった。妻はかなり楽しめたようである。

Vaundy × Morisawa Fonts | Font Specimen Music Video | 『置き手紙』

Morisawa FontsとVaundyのコラボレーションが実現。Vaundyのパワフルな歌声と、それを可視化した様々なフォントたちが「書体見本帳」を舞台に共演する、クラフト感に溢れたMusic Videoです。

okitegami.morisawafonts.com

・ChatGPTをこの二日間でちょくちょくいじっていて思ったのは「それっぽい内容をそれっぽく出してくるのが得意」というだけで、当たり前ではあるが AI 自体が内容を理解しているわけではない。自分の得意な分野で質問を入力してみると一見まともぽいが細かいところが完全にでたらめというのがよく分かる。もちろん、これは悪意があるわけではなくて単純にそういうプログラムであるというだけである。現時点では文章を作るという意味ではテンプレート的なものが出力されるかもしれない程度のものと考えておいた方がいい。

・一方でプログラム関係においてはおそらく本職からすれば間違っている所も多いのだろうけど、素人からすればある程度が道しるべになってくれるという安心感がある。実際、ChatGTPでプログラミングの勉強してみたと書いたが、ちょっとメモ代わりに Twitter で手順を書いてみた。興味があるならこちらのツリーを覗いて欲しい。少なくともAIがなかなかったら取り組もうと思わなかった課題である。

GASとは全然わからない人間ですが、ChatGPTの助けを借りて30分で「施設名から住所を引っ張って自動的に転載する」というスプリクトを書けたのでびっくりした。 pic.twitter.com/1Ndtl40jiF

— くらげ＠ものをかく38歳児 (@kurage313book) December 3, 2022

次は自動的に URL を取得して記載するプログラムを作りたいがさすがにここは難しくてうまくいかないが昔だったら1年は勉強しないとなと思うところが1ヶ月くらい勉強すればなんとかなるかな？みたいな期待がある。

・そもそも私は AI が好きだ。何をもってAIと定義するかもさておき「本来人間が手足を使ったり考えたりしなければいけないことを最小限にする」という方向性は大好きである。（そういう意味では科学技術全般が好きだ）

・自分は障害者で「人の手を借りなければできないこと」が結構多い。それをパソコンやスマホを使ってかなりの割合でカバーできているのでまずガジェットがなかったら生活が成り立たない。（一方でガジェットに金をかけすぎて生活が破綻しかけているが）特に使っているのが音声入力関係の技術でPixel 7には強力な文字起こしのがついていてこれのおかげで会議の心理的な負担が大分減った。また、常に何かの情報に接していないと落ち着かないという性質もあるが、Alexa にKindle 読み上げ立てて歩きながらスマホを使わないという目標を達成した。Alexa の声はとても聞きやすくて助かっている。

・そもそも障がいがあると「人に手伝ってもらう」ということが普通の人の何倍も発生する。その度にすいませんがどうかありがとうだとかいうことになるんだけど意外とこれが自尊心を削っていたり自己肯定感が下がることがけっこうある。それをスマホやタブレット・パソコンがあれば自分で出来ることが増えるならそういう「余計な心理的な負担」を減らすことができると思う。パソコンに対して謝る奴はいないし、パソコンもこちらに対して怒ってこないし感謝も求めない。技術が進歩すれば進歩するほど人にペコペコする機会が減ると思えば将来的に希望を持てる話である。一方で当然だけどこういう技術は使いこなせなくては意味がない。スマホ活用講座みたいなのはちょっとやりたいところである。ちょっと事例を集めてテキストでも作ってみようか。（そうやって自分の仕事を増やしてゆく）

本日の振り返り

・6時就寝・12時半起床。15時まで溜まっていた掃除などの家事をする。15時過ぎから30分ほどスケジュールやメモの整理をして休憩をはさみつつ20時ぐらいまで仕事。もうちょっと進める必要はあったが気力体力ともに尽きたので中断。本日は生協の弁当がない日で飯を準備する必要があったけど食べたいものとメニューが全く思い浮かばず結局マックに買いに行くというもの週末になった。明日は知人から頂いた鍋セットを作りたい。（本当は本日食べようと思ったが解凍し忘れていた。夕食後もう仕事しようとうだうだしていたが結局何もできずに今に至る。