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アイスクリーム専用スプーンから始まる障害者支援機器のあり方のお話

こんばんわ。くらげです。

北陸アルミのスプーンはいいぞ

嫁が職場で誕生日プレゼントとしてスイーツ専用スプーンをもらってきました

アルミ製で手の熱を伝えやすく、その熱でアイスを溶かしてするりと掬いやすくするアイデアアイテムです。

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ありがたいことにボクと嫁用の2つもいただきまして、これは良いモノを食べなければならんと。ハーゲンダッツ以外のモノはまかり成らんと。

ハーゲンダッツの中でも一番好きなのはバナナキャラメルクッキーでして、これはもうボクと嫁の好物の詰め合わせのようなモノでして、今回のテストにはコレをチョイス。

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で、買ってきて問答無用で食したところ、結構ガチガチなアイスがさくっと切れて(文字通り切るような感じ)きれいに掬うことができる。

不器用なボクや嫁はたまにアイスがうまく掬えず力を入れすぎてアイスやスプーンが飛んでいったり崩れたりしますが、これはもう気持ちよく掬えて、きれいに食えますね。さくさくです。いいですよこれ。

というわけで、さくさく食っておりましたら検証写真は撮れませんでした。

結論としては「アイスを吹っ飛ばすような不器用さんはマストバイ」でございます。

注意点としては熱いモノをこのスプーンで食べると熱が伝わってやけどしそうなことでしょうか。アイス専用と割り切って使いましょう。

○○専用という響きに弱い

ところで、何度もお伝えしてますが、最近は「○○専用」というものにハマっています。

ポメラもKindlePaperWhiteも「書くことしかできない」「読むことしかできない」という制限がありますが、制限があることでやることが明確になる。

もちろん、スマホやPCの多機能さは便利ですし、それがないと話になりません。

しかし、「かゆいところに手が届かないところ」が往々としてあるものでして、そこの補完する関係としては専門品というのはよいモノです。

コストと使い勝手の問題

ただ、当たり前ですがそういう専門品は高いんですよね。スマホで済ますことができるなら、それで済ませた方が遙かに安いです。

それで、最近は聴覚障害者や視覚障害者、発達障害者の支援用のスマホアプリが次々開発されています。

トーキングエイドやわかりやすいスケジュール管理アプリ、感情を表すカード、視覚的にわかりやすいタイマー、文字を拡大する拡大アプリ、など実に様々です。

一方で、すべてがスマホで済ませられるかというとそうではなく、嫁が言うにはそれぞれ専門のアナログ機器や機械があるようでして、それらも平行して進歩しているとのこと。

スマホアプリで対応できるところはそれで済まして、必要なら専門品で対応するのが一番効率的では」というのが嫁の分析です。

ボクはさらにスマホアプリで「こういうサポートができるんだ」と実感して専用品を買い求めるケースもありそうとにらんでいますが、どうなんでしょうね。

金銭的な格差を埋める

障害者支援機器は高いです。補聴器もまともなものは片耳で10万以上はします。気楽に買えるものではないですね。

金がないと障害に対応している機器を買えない問題は結構深刻で、その隙間をスマホなど安価なモノで補えるならそれに越したことはないです。

実際、スマホを補聴器の代用品にするアプリも開発されています。(ボクの聴力に対応できるのはないようですが)

まとめると、「多機能なもの」も「単機能なもの」も対立する関係でなく、お互い補完し合う関係です。

特に障害者支援機器については「可能性の提供」の視点からどちらも不可欠であることは間違いないです。

障害者支援機器は「障害でできなかったことをできるようになる」という大事な役割を果たします。しかし、すべてをそろえるのは無理。

となれば、身近なスマホなどでどう対応するのかを考えることも大事で、なおかつ、それで対応できないことをどう補うか。

そういう視点から「必要なモノは何か」を考えていくと、日常生活が(障害のあるなしに関係なく)楽になっていくんじゃないかと思いますよ。

ま、皆さん、手を抜いていきましょうよ。

では、今日はこれくらいで。

ところで、デジカメ買っていいですか?単機能ですよ?(嫁に対する哀願

くらげ

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