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発達障害とセルフネグレクトの覚書

こんばんわ。くらげです。

NHKの朝のニュースでも取り上げられていて知った言葉なのですが、セルフネグレクトが広まっているそうです。

定義を調べてみると、生活を維持することを諦めて健康や安全について気を遣わなくなったり、家族や行政の援助を拒否し、社会から孤立していくことだそうで、「自己放任」ともいうそうです。

主に老人が周囲の援助を拒むこと指すそうですが、本人の意思でなる場合と、認知症などでそうなる場合があるようです。

NHKに出ていたセルフネグレクトに陥った老人の話では「気を遣わせるのが申し訳ない」と遠慮しているうちにどうしようもなくなって不衛生な環境の中で死にかけたと。

こういうセルフネグレクトは老人の問題として認知されていますが、我々発達障害者にも決して無縁ではないですよね。

ADHDのために部屋を片付けられず汚部屋になりすぎて衛生上の問題が発生するというのは珍しい話ではありませんし、金銭管理が出来なくて破産するも一種のセルフネグレクトにあたるのではないでしょうか。

発達障害の観点からセルフネグレクトを考えると、自分ではたいしたことがないと考える範疇と実際の問題が起きるラインの不一致が大きく作用していますね。

あと、周囲も「大人なんだからできるでしょう」という常識から考えるので本人が「大丈夫」というのを信じて気づいた頃には手遅れ・「ここまでひどいとは」となりがちです。実体験ですけど。

コレについてはこの先も考えていきますが、今日はちょっとどたばたしているのでこれくらいで。でわ。

くらげ

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