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ADHDは哲学的ゾンビの夢を見るか?ただし尻に敷かれるものとするというお話。

こんばんわ。くらげです。

捜し物はなんですか 手に持ってるものですか

先ほどあおが「充電ケーブル探してるんだけど」と聞いてきまして「どんなの?」と聞いたら(物置と化した)ベッドから「こんなの」と持ち出してきて「あ、なんでもない」とごまかしてまして。うん、捜し物を人に聞いてるときに見つかると気まずいのはよくわかりますよ。

なお、あおは過去に財布をなくして交番に「財布がないんです!」と駆け込んだら手に財布を持ったままだったことがあるそうです。この話を聞いたときはお腹が痛くなるくらいに笑い転げましたね。

その直後に「リモコンどこだっけ・・・」「どんなん?」「あんな形の・・・すいません」ということをやらかして爆笑され返されましたけどね!そんなどうしようもないことが日常です。

ご飯を作るのはリラックス

ご飯をサボると精神荒む

最近は残業で帰りが以前に比べて遅いのですが、一品は必ず何か煮るなり焼くなりして火を使った料理をすることにしています。どうにも連日暖かいご飯を食べないと人間荒むようで、以前、残業続きで総菜や割引弁当ばかりにしていたらあおが精神的に不安定になり喧嘩が続いたと言うこともありまして。

オンオフの切り替え

まぁ、ボク自身も仕事のモードから家庭のモードに切り替わるために料理をするのは有効みたいでして、料理と皿洗いは手間ですがその時間が結構貴重だったりするみたいです。普通の人も気持ちの切り替えがうまいという人はいませんが、ADHDの場合はこれが列車なら毎日脱線事故が起きる程度にはド下手です。

ボクも一人暮らしの時は仕事を引きずるときは帰宅してもずーっと仕事のことを考えてましたし、逆に仕事するモードにならないときはボーッとしてまったく動けなかったですよ。それが最近は比較的うまく行っていますね。

習慣づけは省エネ化

睡眠儀式

ところで寝付きが悪い人へのアドバイスに「寝る前に一定の行動を習慣づけるとよい」というものがあります。トイレに行くとか歯を磨くとかパジャマに着替えるとか日常的な動作が定番ですが、決まった本を読んだりアロマを嗅ぐとかリラックスする動作、はたまた本当にお祈りするとかぐるぐる部屋を回るとか独特な行動もありますね。

とにかく何をするかはそれほど大事でなく「コレをしたら眠る」という習慣づけがキモなんですね。これは睡眠だけでなく何についても応用できることです。そして、ADHDはこういう習慣づけが死ぬほど苦手です。

ADHDは思いつき

ADHDとしての経験からいうと大半のことは条件付けされる前に別なアイデア(思いつき)で上書きされます。寝る前にハーブティーを飲むという習慣を作ろうとして努力しても数日後のある瞬間「いっそコーヒーを飲んだら朝まで寝なくていいんじゃね?」と阿呆な脱線をかまして夜中にコーヒーを飲み始めます。そして目が冴えて翌日寝坊します。

行動の省エネ化

それがまぁわりと体力と気力が加齢でゴリゴリ削られるお年頃なので若い頃に比べて一つ一つの動作に全力でぶち当たるのが難しくなってきました。それで身体と頭の省エネを意識するようになると「習慣づけ」ってすごく有効なんですね。一つの動作さえ手をつければあとは半自動的に動ける、というメリットがあります。

朝はフライパンに卵を落としたら朝食と弁当は準備できたのも当然ですし、晩ご飯を作るのはそれ自体が大きな気分の切り替えで、ブログはポメラを開いたら勝ちです。

あおという習慣づけマシーン

ただ、こういう習慣づけは「ある程度の強制力」と「動機付け」が弱いとすぐにぶれるのもADHDの特徴ですが、ボクの場合はあおに飯を作るという動機付けと、「腹減ったー」「ブログ書けやー」という強制力がありますのでかなり助かっています。

なお、あおがブログを書かせようとするのは余力を残さず余計な事をさせないためです。これがかなり無駄遣いや変なことに首突っ込んでトラブル起こすの減らしてるからすごいですよね・・・。

というわけで、今日も1000字超えたので今日はこれくらいで。でわ。

くらげ

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