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Emacs専用機の完成と「技術の発展と障害者の可能性と制約」のお話

こんばんわ。くらげです。

Emacsからこんにちわ。

昨日のブログで「Emacs使いたい」とか言っていましたが、あの後、eeePC 4GなるゲテモノをいじってEmacs入れました。

こんばんわ。くらげです。 仕事が不調です 吐き気酷かったです 先日のブログ記事で書きましたが、ここ数日はひどい胃痛と吐き気に悩まされて...

eeePC 4Gとは

eeePC 4GとはY!mobile の前身であるイーモバイルが2008年に100円で売ってたネットブックです。

スペックはCPUが「Intel Celeron M 900MHz」、メモリが512MBと、XPだった当時からしても「どうしようもない」レベルでした。当時からモバイル好きだったボクは飛びついて後悔したんですけどね!

特に容量が4Gしかなくてですね、OSだけでかつかつ、ろくなソフトが入らない、という悲惨さでした。

Emacs専用機として復活なるか

あまりに使えなくて放置しておいたのですが、時々引っ張りだして軽量Linux系OSのテストヘッドに使っては満足するという繰り返しでして。

使えねぇと諦めるところまでが楽しみでした。ロクでもねぇ楽しみ方してますねほんと。

で、ここ最近、ポメラに慣れてきたのですが、知人は「ポメラでEmacsが使えると本気でいいんだけどなぁ」という。

そんなにいいものなのか、とPCにEmacsをいれてうだうだ試していたころ「ああ、なるほど」と納得してきたんですね。

ならば手持ちのネットブックにぶち込もう、としたのが数週間前でなんとかかんとか使えるようになりました。バンザイ。

打ちやすさや見やすさでは当然ポメラのほうが何倍もいいのですが、気になったことをシームレスに調べられるのはとてもいいです。あと、本当にキーボードだけで操作できますしね。

ただ、エディタとはいえ本当に性能が低いPCだと操作は快適とは行かないので、安いタブレットにEmacsぶち込んで…と思いましたが、いかがでしょうか。予算無いですけどね。

まぁ、当面、このネットブックで遊んでみたいと思います。

障害とPCの使い方の多様性

腕の障害とEmacs

ボクに「Emacsはいいぞ」と吹き込んだ方は腕の障害があり、マウスを持ち替えるのが大変なんですね。なのでEmacsのようなキーボードだけで操作が完結するものが不可欠です。

そもそもEmacs自体がマウスがないころから使われているので当然なんですが、そういう「古いもの」が障害者には使いやすいこともあります。

視覚障害者とスマホ

この話で思い出すのは、視覚障害者はあまりスマホを使いたがらない、という話ですね。

どこを押しているかわからないので操作しにくいということで、なるほどなぁと思ったのですが、最近では音声入力の発展で視覚障害者もバリバリスマホを使っているとのことです。使えないのも技術の進歩で使えていくと。

音声入力は「誰に」優しいのか

で、今、アマゾンやグーグル、国内だとLINEとかが「音声入力で操作する人工知能搭載デバイス」の開発に本腰を入れています。部屋の中で明日の天気や野球の試合結果を聞くとすぐに音声で答えてくれるというスマートスピーカーです。

これはもちろん便利なのですが、ボクには使いこなせないな、と。聞こえないので。一方で、視覚障害者にはホント便利な機器になるのは間違いない。

誰にとっての「使いやすさ」なのかは本当にいろいろで、必ずしも最先端の技術が誰も彼もを便利にするわけでもないんだぁ、と。

使いやすさが一つとは限らない

この話は別に何がいい悪い、という話ではなく、技術というものの可能性もあれば制約もあるんだよなぁ、というところですね。普通には色々とできないボクたちはより強くそういうことを意識して行かないとな、と思うのです。

踏ん張りましょう

まぁ、今日はこれくらいで。皆さん、自分に見合った道具を探しつつ踏ん張りましょう。でわ。

くらげ

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くらげ

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