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発達障害は独立したカテゴリなのか障害の一種なのか?ってお話

こんばんわ。くらげです。

芋煮うまい

なんかこう色々ともめもめな世の中でありますが、ボクは牛肉が半額だったので芋煮を作りました。平和です。

発達障害とはなにか

さて、今日、ネットを眺めていて思ったのですが、「発達障害」という言葉の使い方に「発達障害」と「(発達)障害」の2つのニュアンスがあるなぁとなんとなく。「発達障害」という一ジャンルなのか、数ある障害の中の一つとして「発達障害」なのか、ということですね。

なぜこういうことに気になるか、というと、「発達障害」もまた「障害」であって、とても大変なものなんだよ、ということをボクは言い続けているのですが、発達障害当事者の中には他の障害と比較するな、みたいな態度を取られることがあってたまにもやもやすることがあります。

ボクは聴覚障害と発達障害があるので、発達障害もやはり「大変な生きにくいものだ」と聴覚障害と比較しつつ考えるのが常なのですが、発達障害以外の障害を知らない人だと「障害」とはどういうものなのか逆になかなか理解しづらいものもあるのかなぁ、と。

発達障害もまた「障害である」とするとき、他の障害の事例を参照しつついろいろ見識も深められると思うのですが、発達障害と他の障害の相互交流ってのがあんまりないなぁ、と。(研究者レベルでは結構あるんでしょうけど)


同じ障害でも難しい

まぁ、他の障害なんかもわりと同じ障害とついていても障害を超えた交流ってのはなかなか難しく、どうしても自分の持っている障害に「こだわる」傾向がありますけどね。

また、同じ障害者の中でも障害の質で対立することも結構ありますね。聴覚障害だと「ろうあ連盟」と「中途失聴・難聴者協会」の2つの大手当事者団体がありますが、どちらも活動は独立してますし、相互の人事交流などは全く無いです。

こう考えると「障害」ってくくりはどういうもんなんだろうなぁ、と思いますねぇ。そのへんはボクら重複障害者がもっと「重複障害」であるということを発信していかなければならないのかなぁ、と。障害学関係者もアプローチしてくださいよ。

バリバラ見てました

と書いているところで、ちょうどバリバラが始まったんですが、なかなかにして強烈でした。面白かったです。

再放送もあるので、興味があるならぜひ。

踏ん張りましょう

では、皆様、いろんな視点を持ちつつ踏ん張りましょう。でわ。

くらげ

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