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妻のコケっぷりから考える「発達障害者が生き延びるためには何でも使え」ってお話

こんばんわ。くらげです。

妻コケる

妻は発達障害がありますが、発達障害の特性なのか何なのか身体のバランスが異常に悪いです。立った状態が常にふわふわしていてどこに着地しているのかわからんですし、実際、歩き方がめちゃくちゃ頼りないです。

こんばんわ。くらげです。 障害者ブログとしてのアイデンティティ このブログは「障害ネタ」を日々扱っていますが、人気ページは「佐藤大輔追悼...

ただでさえフラフラしているのですが、数年前に手ひどく怪我をして左膝の靱帯を損傷をしてからは時折歩くのもつらくなるくらいに膝から力が抜けていきます。そうでなくても歩いてる途中にロックがかかってこけることがままあります。

そういうわけで、妻はよく転けます。部屋中にマットを敷きたいくらいには転けます。昨日も台所で転けておでこを流しの角にぶつけて傷になっています。

ボクとしては妻に対する心配は無数にあるのですが、いつ転けて大けがするか、というもの重大な心配事の一つです。いつかふらついて自動車と接触するかとか、階段から落ちて骨を折るとか大惨事がこれまで起きてないのが奇跡ですから。

精神的に不安定でコケる

さらに、肉体的な心配もあるのですが、精神的に不安定な時は「どこを歩いているか」わからないくらいにフラフラしているんですね。ほぼ夢遊病的に歩いています。そういうときは気がつくと変なところにいる、と言うことも珍しくありません。

一番酷かったのは、精神的な落ち込みが酷い中、仕事に行こうとして記憶が飛んで、気がついたらホームから線路に転落していたということですね。目の前に電車がいたそうです。

いや、あっさり書いてますけど、本当に一歩間違えたら妻がこの世にいないですよね!?その報告が来たときは本当に心臓止まるかと思いましたよ!?

ちなみに救出された妻が開口一番、駅員に聞いたことが「このホームの高さどれくらいありますか?」だったそうですよ。それ、今聞くことか!?そしてそれに対して「150cmくらいですかねー?」と冷静に駅員は返してくれたそうですが、人間、変なときに冷静に応答するんですね。

なお、この時は膝の打撲だけで済みましたよ。なんなのこいつ、頑丈なのか何なのか本当にわかりませんね!

対策がないわけでもない

まぁ、そういうわけで大変心臓に悪いので、膝の調子が悪いときは膝の装具を使ってもらってますし、朝、意識がはっきりしないようなら「意識がはっきりするまで外出禁止」を申し渡しています。(妻の職場の皆様、すみません)

こんばんわ。くらげです。 装具が届きました 先日、あおが膝を損傷したとお伝えしましたが、膝に本格的な装具を着けることになりまして昨日装具...

あと、最近は杖を使い始めました。調子が悪いときや長距離歩くときの補助に使ってるんですが、見てる限りはかなりバランスがよくなってさっさと歩けてますね。これを使ってからは転けることがなくなりましたね。本当に転ばぬ先ですね!

とにかくまぁ、杖とか装具とか、ちゃんと使って事故死を防ぎましょう。わりと結婚するまで生き延びたのが奇跡ですよねぇ!?使えるモノは何でも使って1日でも生き延びるように頑張ってもらってます。

踏ん張りましょう

っー訳で、皆さん、使えるモノは何でも使って踏ん張りましょう。でわ。

くらげ

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くらげ

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