こんばんは。くらげです。
本日は打ち合わせのために銀座のオフィスに行ってきたのですが、その帰りに11月に参加した文学フリマで知り合ったSogaさんの個展「Sago展 四駅目*」に行ってまいりました。
私は平沢進とか植芝理一とかとにかく世界観が独特な作品が超大好きなのですが、文学フリマでブラブラ歩いていたらすごく個性的な絵がどんっと目に入ってきて、一目惚れしました。それ以降、Twitterのアカウントをフォローしていたのですが、この度、会社の近くで個展をするということで寄らせていただきました。
さて、個展は20作ほどの絵が飾られていましたが、どの絵も美しく可愛らしく、どこか不気味で懐かしいような世界が濃密に描かれていて、まるで夜の海を潜る潜水艇の窓から、別な世界を眺めているようでした。もし、絵に手を触れたら別な世界にするっと入っているけるのではないか、そんな錯覚さえ覚えました。
話を伺うと、Sagoさんは子どもの頃からヴィジョンが見えていて、成長するにつれてそのヴィジョンが「別な世界がつながって視えているんだ」ということに気づき、その世界を「ルルドロンド」と名付けたそうです。そして、美しく可愛くどこか怖いその世界を、その視えた世界をそのままに緻密で精密に鉛筆でスケッチしたものを展示・販売しています。
と書くとスピリチュアルめいていますが、たぶんSogaさんの生まれ持った特別な想像力・創造力から湧き出ているインスピレーションが夢のように世界を作っているのでしょうけども、才能(ギフト)なんてもう異世界の一つや二つ簡単に見せますから、「別な世界をスケッチしたもの」って想像しながら絵を見るほうが楽しいですよね。
Sogaさんとは小一時間に渡って「創作におけるビジョンについて」とか「別な世界とはどのように捉えることができるのか」とかを(一方的に)熱く語らせていただき、とても楽しかったです。
金ができたら本当にこれらの絵をお迎えしたいくらいに惚れているのですが、今回は持ち合わせが少なく、ポストカードを数枚買うだけでしたが、いつか原画を買うぞー。仕事がんばるぞー!
しかし、この凄さを理解するには本物を見てもらうのが一番なので、是非、「Sago展 四駅目*」に行って頂けませんか。2月1日(土)までの開催なので、お時間があるようでした、是非。
場所はINSTAGRAM ギャラリーカノン(東京都中央銀座1-9-8 奥野ビル613)です。エレベーターが手動というとても珍しいビルにあります。このビル自体がとてもおもしろいかったので今度じっくり鑑賞してみたいですね。
では、本日はこれくらいで。皆様、いい絵を見ながら踏ん張っていきましょう。では。
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