伝えやすい文章を書くコツは「コミュケーション弱者」を想定することってお話

こんばんわ。くらげです。

みんな違ってみんなだめ

ボクはけっこう人の文章の添削をする機会があります。ブログの前はWebライターとかもしてましたから、そういう縁で今でも「こんなないよう書いたけどどうかね?」と相談を受けます。 このような添削はわりと好きで、毎回「こういう書き方もあるのかー」と発見することが多いですね。

文章の相談を受けてますとよく「自分の文章は○○さんに比べてどうでしょう?」と質問されますけど、そういうときは「みんな違ってみんな駄目」と返しています。

この言葉は妻のあおがボクがしょっちゅう「この文章どうだろうね?」とすがってたときに言い放った言葉なのですが、わりと今でも大事にしていることですね。

もう、みんな、駄目な文ばっかりで、みんなそれぞれ「駄目な文章」を書くんですね。だからこそ面白いんです。だから、駄目な文章を書いている、と悩む必要はないんですね。それぞれが駄目だからこそ学びがいがあるんです。

ちなみに、ボクは自分の文章に満足したときはないです。常に「下手だなぁ」と悩んでいます。

わりとテーマが決まっていて読み手が想定できるWebライディングだと「正解に近い書き方」が出来るのですが、このブログのようなノンテーマだと逆に大変ですね。正解がないので。

ただ、正解はないというからこそのびのび楽しく書けるというのは間違いなく、「文章書いててたのしー!すごいー!」となっています。

人間の面白いところは入力と出力の関係が一定しないことですね。同じ情報を入れても出てくる文章はそれぞれのオリジナリティに溢れています。そういう「違い」をほんとうに大事にしたい思いますね。

読みやすい文章を書くコツ

ただ、やはり「読みやすい文章・そうでない文章」はあって、大半の文章とは人にものを伝えるために書くものなので「読みやすい文章」は最低限書けた方が良いかなーとは意識しています。

読みやすい文章とは何かを考えますと外国人に説明するように書くというのが一つのポイントになりそうです。バックグラウンドのまったく違う人にどうすれば伝えやすいか、ということですね。あと、聴覚障害や知的障害、発達障害のある人にも伝えやすい話し方や言い回しを考えことも有効です。

ボクは聴覚障害も発達障害もあるのでコミュニケーション的にはかなり「弱者」です。聴覚障害は耳から入ってくる情報が制限されますし、発達障害による認識の違いからくる日本語の微妙さがあるわけです。ただ、その微妙さが「バックグラウンドが違う人に説明する能力」を鍛えることになったのかな、と感じています。

聴覚障害があるとどうしても語彙が限られてしまいますが、どうやって少ない語彙で自分のいいたいことを伝えるか、というのはずぅっと考えていましたね。

また、複雑な文法が使えるわけでもありません。耳から入ってくる例文が少ない、というのと記憶力のプアさが影響していますが、名文美文のたぐいはほんとに書けないです。

簡単な言葉を組み合わせるのがちょっとうまいだけなのかな、というのが自分の文体に対する評価です。

でもまあ、こんなんでも「文章がうまい」といわれるのでよくわかんないなーと。もっとうまくなりたいですよ、切実に。

あ、明日でブログ100回目です。すごいですね。100回書いてもぜんぜん文章がうまくなった感じがしないのがすごいですね。

というわけで、明日は特別編です。たぶん。

今日はこれくらいで。でわ。

くらげ

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くらげ

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