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小説書きたいと言葉を探したら脳内司書がストライキを起こしたお話

こんばんわ。くらげです。

本日は何一つ面白いこともなく、特段思いついたこともなく今に至っております。

苦手な文体得意な文体

そういえば、寺島さん(ボクの彼女は発達障害のマンガ担当)に「小説書きましょう!小説!」と文学フリマだかなんだかに誘われていたんですね。

ボクは以前から小説を書きたいとうめいてはいるのですが、いかんせん人物描写や情景描写が苦手です。逆に会話を作るのは好きなのですが。

本ブログもそうなのですが、ボクの興味はモノや人より「概念」そのものにあります。障害という概念だったり、「普通とはなんぞや」みたいなことを延々と語っているわけで、具体的なノウハウや支援技術についてはぜんぜん語ってませんね。

もちろん、人の得意不得意はありますから、ボクの文章は駄目なのではないですが、もう少し具体的なところに踏み込めるようになれるとブログそのものに深みがでるでしょうけども。

言葉を探す手間

以前にも書きましたが、ボクはひねった文はぜんぜんひねれてないか、ひねりすぎて骨折したような痛い文章になるので難しい。ボクが得意なのは簡単な文章で伝えることですね。いや、言葉を探す手間をサボっているだけなんですけどね!

なにも小説をしたためるとは、難しい文章でページを埋めることではないのですが、幼児が積み木を重ねるがごときの安普請の造りでも格好がつかない。

書き手の中にたゆたう想念と言葉の持つアイロニーがサイクロイド曲線を描くようにかみ合わねば、気が抜けたぬるいサイダーすら真水に思えるテクストが賽の河原のように積み重なるだけです。

ボクの頭の中の図書館では、小さな司書が顔を真っ赤にして写植のようにぴったりと重なる言葉を調べているのですが、たちまち疲労困憊してブラック労働だ時給を上げろ飯をよこせ昼寝の時間を確保しろストライキだとデモ行進を始めました。

こういう頭の酷使は怪我人が100メートル全力疾走するような無茶でして、いつも使わない回路を無理矢理水を流し込んだようなミシミシ感が。今、綿菓子のようにふわっふわと脳が跳ねていてちょっと気持ち悪くっています。

天然には勝てない

で、ここまで脱水機にかけるような努力をして絞りだした文章に対してあおに批評を求めたところ「無理すんなおっさん」と一刀両断されたのでボクに気の利いた文章の才能はミジンコレベルもインストールされてませんね。

一方、あおは「おっさんを脱水機にかけても出てくるのは脂くらいだから気にすんな」とこともなげに放り投げてくるので、もうこいつの語録を小説に仕立てる事でベストセラー作家も夢ではないのではないでしょうか。

まぁ、がんがる

まぁ、時々うわごとのように小説を投下する可能性が生じてますが、夕立直後のアスファルトのように生暖かく見守っていただけると幸いでございます。ほんとうに手を動かすかはブリザードの雪原並に視界不良ですけどね!

では、今日はこれくらいで。でわ。

そういや、夕日がとても綺麗でしたね。この時期のクレヨンで混ぜ合わせたような夕焼けは胸に迫るものがあります。当面は帰宅時間と夕焼けが重なるいい季節ですね。鉛色の心模様になる仕事の後に、心のもやもやが溶けていくような風景はいいですね。

くらげ

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