Categories: 仕事

障害者の就職率と平均月給の低さから考えるボクの生き延びる道というお話

こんばんわ。くらげです。

noteを更新しました。

今週の対談を配信しました。

今回は珍しく完全に雑談風味です。有料となっておりますが、手前味噌ながら面白いと思いますのでぜひ継続登録をば。

障害者と給料

バズ記事の続編です

この前の「障害者給料安い問題」についてのブログは盛大にバズってはいませんが、地味にPVが増えているので結構興味は持たれたのかな、というところで続編のようなものを書いてみます。

こんばんわ。くらげです。 やっと週末ですが今週は天気が不安定すぎて色々大変でしたね。気圧の変動がかなり酷く体調管理がキツかったです。ま...

障害と言っても

先の記事でも書きましたが、障害者と言っても実に幅広いのでそれこそ就労して当然、というのから施設で24時間介護の方までいます。

聴覚障害だけで言っても、片耳だけ悪いのから補聴器や人工内耳をつけても全く聞こえないのまでよりどりみどりですし、さらに聴覚活用も考えると「同じ障害」って何だろうと思いますね。

発達障害でもLD、ADHD、高機能自閉症でそれぞれが別が概念な訳でして、さらにその中で軽重やそれぞれの混ざり具合があって「発達障害だから仕事ができる!できない!」という論争には全く意味がないわけです。

障害があると給料安い

とはいえ、健常者に比べたら「障害がある」という時点で就労の幅が狭くなりますし、給料の期待値もかなり低くなります。これは断然とした事実。現役世代の障害者の就労率は身体知的で約50%前後で推移し、精神障害については10~20%です。

平成25年版 障害者白書

そのうち就労できている場合でも平均月給は身体障害者は22万3千円、知的障害者は10万8千円、精神障害者は15万9千円だそうです。日本の平均年収(414万)を12ヶ月で割ると34.5万円なので大きな開きがあるのがわかります。(雑な計算なので異論は認める)

ちなみに聴覚障害だけでみると4 割近くや月収9 万円未満で3 割近くが月収10 万円台の収入ということなので、まぁ、聴覚障害者の生活もかなり楽ではないことがわかります。

聴覚障害者の進学と就労


ボクの場合は

ボクの場合は給料は障害者全体の平均値よりは下ですが、ネットからの諸々や年金や手当などの諸収入をあわせるとなんとか二人で生きていけるレベルになる、というくらいですね。

こんばんは。くらげです。 だいぶ快調です 障害者を長くやっていると理不尽なことにぶち当たることも増えます。特に仕事に関することにおいては...

でまぁ、仕事をしていても聞こえないとか動けないとかADHDでまともにスケジュール管理できないとかですね、精神的にも肉体的にも負担は大きい。正直、こんな負担を抱えて給料も安いってやってられないですよね。

とはいえ、転職しても今以上にましな待遇になれるかというとかなり怪しいし、障害を持ってフリーライターをするのも難しい話。確率論的には今の職場でうだうだしつつ、ネットからの収入の増加とかその辺が現実的でしょうか。夢のない話でございます。

給料以外の面で言ったらちゃんと仕事をさせてくれますし、優しい人が多いのでいい環境ではあるのですがね・・・。

どう捉えるかという問題

この給料問題は、自分のことをどう割り切るか、という問題とも結びついてい「障害者だけど働けている」ということをよしとするか、社会人として自立できないことをおかしい、とするかで見方は変わる。ボク自身でも固まってなくて大いに揺れ動くので非常に悩ましいわけですけど。

踏ん張りましょう

さて、今日はこれくらいで。皆さん、適切な給料を求めつつ踏ん張りましょう。でわ。

くらげ

Share
Published by
くらげ

This website uses cookies.