Categories: VALU対談

くらげ×宮城浩 VALU対談:ネットサロンからリアルサロンへ~沖縄を「独立」させたい!~ってお話

こんばんわ。くらげです。

VALU優待対談始めます

ボクがVALUにドハマりしているのは周知のことと思いますが、VALUにはVAを買ってくれた人にお返しすることができます。

ボクも色々優待を設定しているのですが、あまり反響がないので加入してるVALUライングループで「じゃ、対談したい人いますか!」とヤケになったらすぐに「対談したいです!」という方が複数いらっしゃいました。それで、急遽ですが、VALUERとの対談を優待にすることにしました。今回はその第一弾となります。

登場人物

くらげ


33歳のただのサラリーマン。本ブログ「世界はことばでできている」運営者。自著2冊あり。聴覚障害と発達障害持ち。なんとか生きてる地味な人。

宮城 浩
1986年沖縄県那覇市生まれ。16歳の時、自営業だった両親が店を閉め部活動を続けながらアルバイトを経験。大学に通いながら学費・生活費を稼ぐため複数バイトを掛け持ちする内に自分に合う仕事がIT業界だと気づき目指す。
大学卒業後、地元沖縄にある某大手グループ会社傘下のIT企業に入社するも、入社3年目に「月稼働450時間(残業300時間)」なのに「年収300万円未満」を経験。精神面・体力面で将来に不安を抱き、東京へ転勤をキッカケにフリーランスSEへ転身。
転身後「月稼働1/3(150時間)に減少」「年収2.4倍UP」︎と著しい変化に加え、浪費が嵩み家賃滞納するなど失敗を経験。目的・目標の重要性を知り、ITエンジニアの第2の人生『セカンドキャリア』に焦点をあてたキャリアコンサルティングを行う。
フリーランスSEとして活動してきた経験や学び、エンジニアが進むべき指針を書いたブログ『社畜se』を運営。エンジニア中心に宛てたブログだが、現代における”働き方”をメインに発信しているため、他業界からも幅広く読まれ相談される。

くらげ×宮城浩 VALU対談:ネットサロンからリアルサロンへ~沖縄を「独立」させたい!~

対談が成り立つのか?

〔く〕 さて、VALU対談の第1回目を始めます。ゲストはキャリアアドバイザーの宮城浩さんです。

〔宮〕 はじめまして!VALUが縁でくらげさんと知り合った宮城と申します。

〔く〕 文章のアドバイスをするよ!とVALUで宣伝したらすぐに宮城さんがVAを買ってくれたんですよね。本当にありがとうございます。それで、別件で「対談をしたらもっと盛り上がるか?」とつぶいたら「あ、作ってもらいたいです」と立候補いただきまして、VALU対談を開催する運びとなりました。

〔宮〕 私は自分のPRが下手なのでくらげさんに書いてもらいたいんです。

〔く〕 実はボクは宮城さんのことを全然知らないですし、宮城さんもボクのことなんて全然知らないんですよね。ご依頼通りの対談として成り立つか不安ではあります(笑)

〔宮〕 そこは株主への優待としてがんばってください(笑)

〔く〕 がんばります(笑)さて、宮城さんはキャリアアドバイサーの中でも脱社畜がテーマだとか。

脱社畜指南者

〔宮〕 エンジニアの脱社畜がテーマです。 沖縄での会社員時代は月稼働時間450時間で年収300万円未満という壮絶な社畜経験をしました。東京で転職しようとしたのですが納得できる会社がなく、いろんな人に相談していた時、フリーランスSEという働き方に出会いました。稼働時間も減少して年収もアップできました。これから私のようにフリーランスSEという働き方をしていく方のために指南書として、脱社畜を掲げた「社畜se」というサイトを作りました。

〔く〕 ご自身の経験がまさに「脱・社畜」なんですね。しかし、「社畜se」とはまた攻めているタイトルですね。

〔宮〕 フリーランスSEは特に都内では増えているのですが、脱・社畜してからの生き方に悩む人が多いです。私がメインとして案内しているのはフリーランスSEになったあとを提示していますね。「増えたお金、増えた時間を用いて何をするかが重要」というアドバイスをしています。

フリーランスSEとは?

〔く〕 ここで基礎的な質問ですが、「フリーランスSE」と「フリーターとしてのSE」とはなにが違うのですか?

〔宮〕 個人的にはフリーランス=プロ(社長) という認識です。(ブログではもっと細かく伝えていますが) 仕事を受注する以上、完遂する責任が伴います。フリーターは、語弊が出てくるかもしれませんが その逆で責任が伴わない方ですね。 給料さえもらえればOKという認識の方。

〔く〕 一時期、ボクがやっていたフリーのWebライターでも仕事に対する認識が人によって全然違いますからクライアントは大変そうでした(笑)僕も人のこと言えませんし責任が感じられるくらいの賃金も出ませんでしたが。

〔宮〕 むしろWebライターの世界を知らないのですが、クラウドワークスのライター募集とかあり得ない安さだったりしますけどがあれって本当ですか?

〔く〕 ホントウデス。1文字0.1~0.2円の案件がごろごろしています。割に合わなさすぎるので足を洗いました(笑)

〔宮〕 それはひどい(笑)ライターもクリエイターという発想からずれて、作業員感覚ですよね。

〔く〕 なので、ボク自身はフリーの仕事、というとすごく安く買い叩かれるイメージなんですよ。だから、「脱・社畜」で逆に儲かる、というのが実体験としてわからなかったりします。

〔宮〕 会社員SEって 1人辺りのSE単価が100万円 というのは案外ザラにあります。 そこから諸々引かれて給料が30万円。 その諸々ってなに!!って感じなんです(笑) 新人だったときの先行投資代とか、会社存続の経理とか。さらにはその30万円から社保険とか引かれるんですね。対してフリーランスSEだと、 1人辺りのSE単価が100万円 だった場合、 紹介してくれた営業会社に約10%〜15%程度のマージンを支払えば約9割に及ぶ収入を得ることができます。なので80万円〜90万円ぐらいを手にします。

〔く〕 自分で社会保障を払ったりなんだりしなきゃいけないわけですが、単純に考えても2~3倍になるわけですね。これはでかい。でも、それならなぜみんなフリーランスSEにならないんでしょうか?

〔宮〕 会社員は会社から得られる給料にあまり疑問を感じてないんですよね。

〔く〕 ここでも意識の問題が絡んでくるんですね。

〔宮〕 そして稼働時間が増える点に関してですが、会社員は複数の案件を任されますが、 フリーランスは1案件=1プロジェクト契約です。お金が絡むので他の案件をやることは基本的にNGですし、やる必要もありません。 たとえ、隣のプロジェクトが炎上してて善意で手伝おうとしても断られるケースがあります。ただし、取引先と仲良くなると手伝ってと言われるケースはありますが。

〔く〕 本来の派遣社員ってそういう働き化をするのが前提でしたよね(笑)ところが派遣会社がクズすぎて独立しないとそういう働きができない、という印象が。

〔宮〕 本当にその通りだと思います(笑)そして、私は沖縄で会社員として仕事してきたときは「沖縄ではまし」なレベルではあったんですが、東京と比べると落差があるんです。

沖縄の賃金は安すぎる

〔く〕 ボクも地方出身で帰省するたびにいろいろ聞くのですが、給与や待遇の面で本当に同じ日本の話なのか、と思うことが多々あります。

〔宮〕 VALUでは、本業に絡むんですけど地元である沖縄を拠点にしたビジネスを作りたいんですよね。元々、沖縄で働いてた時の社畜だった経験が原体験でブログにいかされてますけど、私が本当に伝えたい人って東京のエンジニアよりも沖縄で働いてる方々へ向けたメッセージが強いです。沖縄ってぶっちゃけ賃金が安いんです。安すぎなんですよ。 また、こういってはなんですけど県外からの案件に頼ってるんですよね。 オフショアみたいに。

〔く〕 沖縄に大型コールセンターとかを開所しました、というニュース見ますけど、なんか国内植民地?とか思うことがありますね。

〔宮〕 そうです。東京とか地方よりも安いから沖縄へ。なので、沖縄で働く方々って東京とかから見ると安く見られます。 優秀な方であっても。私がしたいことはいわゆる「受注」スタイルを「発信」スタイルにすることが重要と考えてます。エンジニアにはそれができますね。

〔く〕 書くことしか能がない自分から見ると、エンジニアってすごくうらやましいんですよ。アイデアを形にできるチャンスが増えるじゃないですか。

〔宮〕 そうです!アイデアを持っててもスキルがなく、泣く泣く諦める人は多いです。でもスキルがあれば発信できる力があれば稼げることができますね。沖縄県の方々がITスキルとビジネススキルを磨けば、みんな安い給料に依存することなく稼げる。そういう場を作りたいですね。

〔く〕 やっぱり発信だけでも受注だけでもだめ、アイデアを出して合致させる人が強いです。一周して発明家の時代がきているかもしれませんね。それでVALUでの支援でどういうことを具体的にしたいんですか?

VALUでやりたいことは「リアルなサロンへ」

〔宮〕 コワーキングスペースを作りたいです。 単なる場所貸しではなくて、人に集まって技術などを教えられる場所です。

〔く〕 一軒家を借りる頭金を作る、というレベルとしてVALUはちょうどいいレベルかもしれないですね。なんかネットでなんでも拡散できる時代ですが勉強はコアな部分はやはり人の集まりなところがありますしね。

〔宮〕 「誰から学ぶか」がすごい重要ですね。

〔く〕 なんかお茶飲み場+IT道場的なイメージがわいてきました。リアルでのサロンというか。

〔宮〕 そうですね。 ITは前面に推したいです。 リアルでのサロンですね。

〔く〕 ネットサロンがちょっと前に盛んでしたけど、それをリアルに持ってきていろんな影響を与える、という「ネットからリアルへ。リアルからネットへ」という相互関係を感じました。

〔宮〕 そのようなものが理想です。ぜひご支援いただければ嬉しいです!

〔く〕 では、最後に今後の意気込みなどをどうぞ。

〔宮〕 私自身はWebサービスなどを作って発信することに力を入れていきたいです。沖縄で活躍している人って大体県外の方がメインですね。なので、沖縄を代表して僕が活躍する人になりたいなと。

〔く〕 いきなり話が大きくなった(笑)でも、そういう意気込みは本当に大事ですよ!ぜひ沖縄ナンバーワンのビジネスマンになってください!では、本日はありがとうございました!

〔宮〕 ありがとうございました!

くらげ

Share
Published by
くらげ

This website uses cookies.