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創元SF短編賞に応募するためのサイボーグSF連載しますよってお話

こんばんは。くらげです。

対談更新しました

今週の対談を更新しました。

全然発達障害関係ない気の抜けた回になりました。

サボってます

最近は色々と多忙(主にVALUとあおの不調による)でブログの更新が滞る一方ですが、毎日何かは書いているのですよ。ただ、こっちに晒さないだけで!

「七十四秒の旋律と孤独」

で、いきなりですが創元SF短編賞に応募しようと思うんですよね。先日、久々にSF書こうか、と思ってKindle漁っていたら、「七十四秒の旋律と孤独」って短編が100円だったので買ってみたわけですよ。したらまぁ、久々に脳髄がしびれるくらいの読書体験だったわけです。

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SFってのはまぁ「サイエンスフィクション」のことで、「七十四秒の旋律と孤独」もワープとロボット、AIという科学的っぽいガジェットが出てくるわけです。というか、それしかでてこない。ある意味陳腐です。しかし、ほんの数十枚の原稿で独特の世界を構築して、ムダのない文体にガツンときましたね。あー、こういう表現もありなのか!と。

創元SF短編賞

で、調べるとこの小説は「創元SF短編賞」の受賞作品だと。

SFから結構遠ざかっていたのでこういう賞もあること知らなかったんですがここ数ヶ月「短編書きたいなぁ」という欲求と「SFはやはりいいなぁ」が合わさって「なにか自分にしかかけないSFのネタってないかな?」と思ったらですね、ボクはそもそもサイボーグ(機械と融合した人間)でした。

ボクが人工内耳に適合するまでの過程を書くだけでSFになるんじゃね!?と。いや、それだとフィクションじゃないわけですけども。

再生技術とその葛藤

いま、サイバネティックスやら再生医療やらで「無くした機能を回復させる」って技術はどんどん進歩してるんですね。それは生まれつきや事故・戦争などで体に障害を負った人にはすごく明るい希望なわけです。

ボクも人工内耳という内耳に電気信号を直接伝えるコイルを脳に埋め込むこととでなんとか電話をすることができるまで「成長」したわけです。

「備え付ける方」の技術についてはかなり盛んに報道されるわけですが、一方で「そのガジェットを受け入れる方の精神的な葛藤や成長」については触れられることは少ないわけです。世の中に出回っているサイボーグ話のほとんどは「手術を受けました。スイッチを入れました。動きました。バンザイ!」ってレベルじゃないでしょうか?サイボーグが成長してく苦悩を描いたのって攻殻機動隊くらいですかね?

でまぁ、本当はそんなに単純なものじゃなくて、ボク自体が手術受けたのを後悔したり、リハビリの過程であまりにも辛くて吐いたり、それでも日々の小さな「音の発見」に感動したり、いつの間にか電話ができてたり、それでも「アイデンティティ」に悩んでたり、というもろもろがあるわけです。

そういう「サイボーグになることの戸惑いと成長」の話をSFとして書いてみたいんですよね。まぁ、ざっくり3万字くらい。このブログで連載していくことになると思いますが、よろしくお願いいたいします。

締め切りは1月9日必着だそうなんで、急がねば!

踏ん張りましょう

というわけで、今日はこれくらいで。皆様、目標を見据えつつ踏ん張りましょう。でわ。

くらげ

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