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昼間に区役所に持って行く資料を忘れたと思ったら夜に大物を置き忘れた話

ADHDとは忘れっぽさの代名詞

ADHD があると困ることの一つに忘れ物が多いことがある。1日の1/3は何かを探すという全く非生産的な時間を過ごしてる気がする。

本日も区役所に行って手続きをしなければいけない事があった。手続きのためにはいくつかの書類と印鑑を持って行かなければいけないのだが、何か一つは持って行くのを忘れるということがままある。今の私はかなり時間がないので、極力無駄な時間は避けたい。なので、昨夜のうちに妻の手伝いってもらいチェックリストを作って持っていくものを全部封筒に入れた。完璧である。

そして、本日、区役所の窓口の椅子に座って鞄を開けてみたら、その封筒が見つからない。私はすっかり挙動不審になってしまって「あ、あ、あ、あ…」とうめき、思いつつ無駄だと思いつつカバンの中をあさるっていた。その姿は玉ねぎの皮を無限にむき続ける猿に似ていたと思う。

仕方ないので「すみません、資料一式を家に忘れてきました」といって窓口を辞退し、半泣きで車を走らせて家に戻って区役所にとんぼ返りし、恥ずかしい思いをして再び窓口に座った次第である。顛末を妻に話したら「お前らしいな」と爆笑された。

毎日図書館に通っている

ところで、最近は毎日図書館に通っている。昨日書いたが、このところ読書に集中しているので、毎日何かしら本の貸し出し・返却をしているし、8月に受験を考えている「掃除検定5級」の勉強をしているからだ。

ブログを時短して書くためのテクニック ブログを再開したが、予想に反して1日2000~3000文字を書く羽目になっている。いや、1日1000...

緊急事態宣言ではあるのだが、図書館としてももはや色々と限界らしく午後8時まで開館していて、1日2時間までなら閲覧室も使える。この辺りは駅前に行かないと喫茶店もないので、自宅以外に勉強できる場所が極端に少ないので大変ありがたい。

さて、本日も夜に自転車で図書館に行った。この家を選んだ理由の一つに図書館が近いのがあるくらいにすぐそこなのだが、勉強のための一式を詰め込んだ鞄はどういうわけかとても重くなるので自転車のかごに入れて移動した方が楽なのである。

1時間ほどで自分で定めている分量の勉強を終えた、もうすぐ閉館時間だったので帰宅しようとしたら「自宅に置いてある車椅子が邪魔なので車の中に収容しなければならない」というミッションを思い出してそのまま歩いて駐車場に向かった。

都内では珍しくないことだが、家から駐車場までは少々距離があるので、車の中にカバンを置いて運転して家に向かいって車椅子を収納した。再び駐車場に車を置いて家に戻ったが、ふと気がついたらカバンがない。車に置き忘れたのだ。

外は蒸し暑く既に汗をかいていたので、大変面倒くさいが仕方ない。「駐車場まで自転車で行くか」といつも駐輪しているところを見ると自転車が存在しなかった。「はて、いかなることか。面妖な」と記憶を探ってみたところ、自転車で図書館に行ったにかかわらず歩いて帰っていたのである。

忘れっぽさにかけては定評のある ADHD ではあるのだが、さすがにここまでの大物を忘れるの久しぶりだ。妻に「鞄と自転車忘れたので取りに行く」と送ったところ「そんなことはあるのwww」と昼間に続いてえらく笑われてしまった。

さすがに嫌になる

明日取りに行きたいという面倒くさい気持ちを抑えて駐図書館の駐輪場に戻ったら、既に閉館して明かりが落ちている駐輪場にポツンと一台の自転車が寂しく置いてあった。何故かとてもわびしさを感じてしまった。

その後、自転車で駐車場に向かって鞄を回収して家に戻ったが、汗だくで気持ち悪く、自分の忘れっぽさに我ながら嫌になった次第である。本日は本当に忘れぽさが積み重なった散々な1日であった。

このブログの再開にあたって、毎日何か人の役に立つことを書こうと思っていたのだが三日目にしてただの自分もダメさを晒す日記になってしまった。ただまぁ、こういうかきものも時には悪くないし、ADHD の日常というのはどれだけ大変なものか(あるいはこういう仲間がいるということ)を知らせるために恥を忍んでこのどうでもよい日記をしたためるのである。

今日はこれくらいで

さて、本日はこれくらいで。皆様、自転車忘れないようにしつつ踏ん張っていきましょう。では、

くらげ

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