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日々是くらげ 255日目「岡山旅行の振り返りその2」という話

2022年10 月20日（木）曇り　19 ℃/ 12℃

本日の振り返り

3時就寝10時起き。11時までスケジュールを調整したりメモを整理するなどの細々とした作業をする。11時から14時にかけて仕事。14時から15時15分まで仕事に関するイベントに参加して、終わった後は喫茶店に移動して16時過ぎから21時まで仕事。岡山から帰ってきた分の仕事が溜まっているのでかなり忙しく、締め切りもあるので結構切羽詰まっている。22時頃帰宅して別な仕事のイベントのオンライン配信を聴きながら家事。24時までご飯を食べたり調べ物をしたりしたあとシャワーを浴びて午前1時から日記。

岡山旅行の振り返り

15日の朝は6時に起床して朝風呂に行く。ついでに荷物をしまっておくかとホテルのスリッパではなく靴をはいて車に荷物を置いた後にそのまま風呂に行く。風呂の下駄箱に靴をしまって朝の温泉を楽しんだ。他のお客は若い男性が一人居るだけであったからだいぶ快適であった。そして、お湯から出てみたら靴がない。正確には黒くて28 CMのアディダスの靴があったが私の靴ではない。何かの間違いかと思ったが何度見てもアディダスの靴はアディダスの靴であった。ちょっと混乱したし、他に履物がないので風呂場から出ることができない。仕方ないので裸足で風呂場を出てホテルの人に助けを求めたところ何言ってるんだコイツという顔をされる。とりあえずスリッパを貸してもらって事情を説明したところ、やはり理由がわからないという顔をされる。私も分からないから助けてほしい。とはいえ、他の人の靴はあるのだからすぐに交換を申し出てくるだろうと考えて、ホテルの人に靴の返却があったら教えてほしいとお願いして大して美味しくはないが安心感のある朝のホテルバイキングを食べる。予定では8時に出発して15時過ぎに岡山に着く予定だったが、8時になっても靴が見つからない。フロントに行ってみると「靴の忘れ物がありました」と張り紙とともに大きな靴が置いてあったんだけど、誰も取りに来ない。さすがにまいったし、靴もなしに車を運転して岡山に行くわけにもいかない。靴を買うにしてもこの辺の靴屋は当たり前だが10時にならないと開いていない。私の靴は約4,000円のユニクロの安物であって、アディダスのようなブランドものではない。普通に考えて交換する意味もない。困り果ててとりあえず部屋で待機しているがちょっと寝てしまって起きたら9時40分になった。それでも連絡がなく、これはもうどこかで買って帰るしかないかと覚悟を決めたところでフロントから連絡があって「別のお客様が間違えたことに気づいたので交換できた」ということであった。ホテルの方が言うには間違えたお客は本当に間違えた事に気付かずにそのままホテルを出ようとしたらしい。嘘だろうと思うがどうも本当らしく、頭を抱えたくなる。本当になぜこんなことが起きたのかいまだに理解できない。タイミングが神がかりすぎる。妻に話したら爆笑していた。このままでは完全に遅刻なので知人である岡山の担当者に「こういう事情で遅れるかもしれません」とLINEで連絡したら「くらげさん、またなに面白いことをしているんですか」というがまぁもう遅刻は確定である。「遅くても17時40分ぐらいまで会場のホテルまで来てください」ということでそれならギリギリ間に合うはずであった。

靴を受け取った後大急ぎでホテルを出るも、折り悪く大規模な事故による渋滞に出くわして10 km抜けるのに一時間半もかかるというトラブルが発生。この時点で時間まで着くのが絶望的になる。渋滞の疲れもあって開き直りの心境で大津SAにて昼飯と休憩。私はラーメンを食べて妻はしらす丼を食べる。どういうわけか高速道路では私はラーメンを食べて妻がネギトロ丼かしらす丼を食べる確率が高い。大津SAは琵琶湖のほとりにあって初めて琵琶湖を見たか対岸が見えないくらいに広い。妻は「これは湖ではない」といっていたが、同感である。ここから先が長く、大阪から神戸を抜けて岡山に入った頃には既に16時半を超えていて西日がめちゃくちゃ辛い。私は体格的にバイザーを下げると何も見えなくなってしまうのでサングラスで凌ぐがそれでも眩しくてあまりスピードを出せない。秋の落日は早いはずだが、西へ西へと進んでいるためになかなか日没してくれない。しかし、歴史的な地名がバンバン出てきて西の方に来たんだなぁ、という感慨深さがある。

17時半頃にあと1時間という距離のPAに到着してLINEで「遅刻します」と連絡。その先はノンストップで岡山市に向かったが岡山市内の渋滞にも捕まる。結局、ホテルの提携駐車場に到着したのが19時過ぎ。それから大急ぎでチェックインして休憩も取らずに会場のホテルへ向かう。会場は各県に一つはあるようなグランドホテルのようなところで高級感があるところだった。どうにか到着して受付して会場入りすると担当者より「ちょううど順番だから今すぐカーレースをしろ」という指示がでるが、疲れた上に混乱もしてる状態だったので何が何だか全然わからない。iRacingというハンドルとブレーキ・アクセルペダルを使うレーシングゲームで先日1回だけ練習していたので、1回クラッシュするも、2回目でなんとか完走。ゲームはあまり音が聞こえないのでエンジンの抜けなどが微妙にわかりにくいという難点がある。やはりエンジンの振動があってこそドライブだよ、という気持ちであった。9時間運転してたどり着いたらその場でレーシングゲームをするのはちょっときつかったな？しかし、このレースは20人以上の障害者が集まってプレイしているのだけど、車いすの人や片腕がない人がハンドルをブレーキを上手く使って運転するのには驚いた。私のラップタイムは特に早くもないが遅くもない、というネタにならないものだった。視覚障害がある人が普通に速かったりしたのでもうわかんないな人間の可能性…。会場に準備されていた飯をかきこんでレポート用のメモを作る。

21時半頃に解散して、晩飯がまだの妻のためになにか買えるものはないかと探したがあまり良い店がないので、仕方なくコンビニでお弁当と酒などを購入。ファミマで岡山限定の牛丼を買って食べたが、いつも食べているコンビニの牛丼より甘く脂が濃い。こういうところに地域の違いがあるんだな、ということを感じる。それにしても、ネットでは大都会岡山と言われるが、普通に都会。仙台市よりもきれいに整備されていて驚いた。西は歴史があるだけあって豊かだなぁ、という謎の感触を得る。翌日は9時45分には会場のホテルに行かねばならず遅刻厳禁なので0時には寝る