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発達障害の意外なコストは光熱費!というお話

東京から温とみが一切失われた夜、皆様いかがお過ごしでしょうか。

温かいポトフを作ろうにも台所が底冷えしていてたちまち冷めていくという熱放射現象が発生中。ご飯を食べても身体が冷えていくんじゃないか、というくらいには寒いです。 生まれは東北なので雪には慣れているのですが、石油ストーブがない冬の寒気は辛いです。とはいえ、こっちのアパートは石油ストーブが禁止されていますので買えないんですけど。

発達障害のコストは光熱費にも

発達障害、特に高機能自閉症の場合は気温に応じて服を適切に選ぶのが難しいことがあります。 原因は人によって違いますが、暑さ寒さを感じないケースや、感覚的に外気温にあわせた格好ができない、一定の服以外は着たくないこだわりがある、などがあります。 これは夏だと熱中症の原因になりますが、冬は冬で風邪をひく原因になりかねません。外気温の変動がわからなくても確実に身体に悪影響が出るからです。

対策として、自宅はできるだけ一定の気温に保つことも大事だそうでして、発達障害児の親御さんから「光熱費が-!」と悲鳴を聞くことがあります。自宅を断熱タイプに改装するのを検討している人もいましたねぇ。

寺島さん(漫画家)の娘さんも暑さ寒さの自覚が苦手なタイプで、夏は娘さんが帰宅したら寺島さんが必死に冷やしていると聞きました。住んでるところは九州なので冬はそんなに問題はないようなのですが。

年を経て身のこなしがうまくなることも

発達障害のある彼女のあおの場合は、以前はかなり服を選ぶのが下手でしたが、最近はどういうわけかずいぶん外気温に対して素直になりました。 雪でも「11月だから冬じゃない!」と薄着で出かけるようなやつでしたが、「テレビの人が『冬の格好で外出してください』と言ってたから冬服着なければー」と言い出してボクはびっくりしました。 どうしたらいいかわからない、という悩みをテレビの気象予報でうまく対処できるようになったのは大きな成長ですね。

で、「でも、冬服、いいのないんだけどどうしたらいい?」と聞いてくるので「仕事行く途中に買っていけば?」とボクはアドバイスして出勤しました。 後で聞いたところによるとシャツの上にカーディガンを羽織った状態で近くのディスカウントショップまで向かい、買った冬服をトイレで着替えて出勤したとのこと。 「…。寒くなかったの?」と疑問を聞いてみると「荷物になるほうがいややん?」と。そういうものかとは思いつつ、「そうじゃない」感も半端ないのはなぜでしょうか。

なお、非常に温かいMA-1タイプのジャケットを安く手に入れてご満悦のようです。

「でも、明日からまた温かくなるみたいよ?」と天気予報図を見せると「ふざけんなよ!寒くなったら寒いまんまでいろよ!」とキレて「明日なに着ていけばいいんだよ!」と頭を抱えております。

まぁ、そんな日常です。

コートの寿命は1年?

なお、ボクの場合はコートの手入れが下手というか先延ばしにしてしまうので、いいのを手に入れてもすぐに駄目にしてしまいます。なので、最近は安いコートをワンシーズンで交換する感じです。 コスト的には安いわけではないのですが、「クリーニングに持っていく・手入れする」という心理的圧迫から自由になれるという意味では安いですね。 まぁ、そういう安物の使い方もあると言うことで。

お寒いですが、皆様ご自愛ください。では。

くらげ

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くらげ
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