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APHY(新しいパソコンが欲しい病)の症状とその対策(上)

APHY(新しいパソコンが欲しい病)

最近、またそぞろとAPHY(新しいパソコンが欲しい病)にかかっています。これは新しいガジェットを買わないと治らないという恐ろしい奇病です。

この奇病を発症すると、家人に「新しいガジェット買っていい?買っていい?むしろ買わせて!」と哀願し、それが叶わないとなると「今あるパソコンを壊せば新しいパソコンが買えるのでは」という妄想にとりつかれ、一日中Amazonや電子ガジェット通販サイトを眺めて生産性が落ちるという恐ろしい社会的損失を産み出すのです。

現代社会における一種の社会的ビョーキでありますので、是非政府にはこの奇病の根絶のためにすべての電子的ガジェットを無料でボクに与えるべきです。そうしましょう。そうしましょう。

という話を家人にしたところ「バカじゃねぇの」と一蹴されました。

病気の原因

今回発症した理由は単純で、ブログを書くモチベーションが低下しているからです。毎日コツコツブログを書く習慣はついてきたのですが、ADHDの悲しさ、強烈な刺激がないことにはすぐ飽きることが常人と比べて病的に深刻なことがあります。

ボクもまたそういう刺激がないと色々物足りない人間なのですが、本能的な欲求を除けば一番、精神的なカンフル剤となるのは電子ガジェットを買うことです。新しいパソコンやポメラ、スマホ、タブレットなどを買った直後はなにもかにもがはかどるのですが、買ってからの時間経過と共に「なんかこれじゃない」という不満がふつふつとわいてきて、最終的に「新しいガジェットを買えば新しい世界が開かれるのでは…」という妄想にとりつかれるのです

PCを買えば何か変わるのか

アフリカで樹から降りた我々の祖先は足が速いわけでも、りっぱな牙があるわけでも、特別巨体を持った生き物でもありませんでしたが、器用な手と発達した脳を持っていました。そして、人間は道具を発達させることで万物の霊長になりおせました。人間はその進歩に常に道具を必要としてきたのです。

で、ボクも常に進歩のためには新しいガジェットを買い続けることが必要なのである、新しい扉はガジェットに隠されている、と家人に言ったら「あんた、進歩して今の状態なら毎日ガジェット買ったところで一生かけてもたいしたことないから買っても買わなくても同じだよ」と痛罵されました。ひどいですね。

というわけで、対処方法は後編で。では。

(上より続く) 目的と手段の逆転 家人は続けて「だいたいあんたは○○しますから新しいパソコンを買いたい、ポメラを買いたい、タブレ...
くらげ

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