発達障害者が仕事でどんな工夫をしたら疲れにくいんだろうねってお話

こんばんわ。

仕事始めの明け方に課長部長さらにその上の幹部とかが集結して食べ放題レースをするという謎の夢を見て寝坊しかけたくらげです。

朝から疲労感が半端ありませんでした。

小説を書く体力がほしいです

さて、ツイッターを見ていたらこのようなツイートが流れてきました。

誰が俺の分析をしろと言ったか!?

ボクの今年の目標の一つは小説を書き上げることなのですが、全然進んでいません大まかな構想やテーマ、一つ一つのシーンはそこそこ脳内で構築できますし、あらすじまでは順調に作れます。今回こそ最後まで書ききるぞ!とPCに向かってキーを打ち始めると「違う!なんか違う!」と迷いが生じます。

さらに書き進めると、「あれ、これ面白くないぞ」と不信が生じ、筆が止まります。そのまま数日経過し、「…。もう一度書いてみるか」と書きかけのファイルを開くと「なんじゃこれは!?」となって口から血を吐きます。そして一巻の終わりです(小説書くぞ-と決意してからここまで3日)

ほんと、小説を書き上げることの出来る人ってすごい精神力があるもんだな、と尊敬しておりますよ。このグラフでいうと、ダメだー!の底から這い上がる気力っていうんですか?

煩悩とか妄想力とかかもしれませんが、とかく、エネルギーの莫大さが必要だね!体力いるね!ボクそんな体力無いよ!

などとじたばたしておりましたら、こんなツイートも流れてきました。

うん、そうだよね、そうだよね、でも、仕事はしなきゃなんないよね!と血涙流しているところです。

発達障害からくる疲労感

このツイートを追ってみると、この記事が発達障害者クラスタの間で話題になっていたようですね。

自閉症の人はとっても疲れやすいんですよ。さぼり・ズルなんかじゃないんです。

ボクはADHDと聴覚書害とうつですから、当てはまらないところも多いのですが、発達障害者が疲れやすい理由が丁寧に書かれていますので、興味があるならぜひお読みください。でまぁ、この記事に「体を壊して学んだ仕事で疲れないコツ」みたいなものを勝手に補足してみます。


就職先は徹底して選ぼう

いきなりですが、疲れない仕事をするのに大事なのは自分に見合った職場に就職することです。

定型発達でも就職は人生の岐路の一つに選ばれますが、発達障害者は仕事の向き不向きが常人の3倍はあると考えていいです。

仕事の疲労感は精神状態に尋常じゃなく左右されますし、職場の静かさや主なコミュニケーションの方法(口頭がメインか、チャットやメールが多いか、など)のも左右されます。能力と仕事の向き不向きが合致しているかどうかも大事ですので、発達障害者の凹凸をある程度理解して仕事を探すのがいいです。

まだ働いたことがないなら特に大事で、最初の就職で心身ともに挫折すると立ち直りに時間と手間がかかります。

給料も大事ですが、「働きやすい職場か」を調べてみることを心底おすすめします。

昼寝や休憩は積極的に取ろう

とはいえ、どんなに向いている仕事だろうと疲れるものは疲れます。リソースを無駄に消耗しやすい発達障害者は人の三倍疲れやすいと考えて損はありません。8時間労働してるだけで普通の人が丸1日働いてるくらいの疲労感です。定型発達が丸1日徹夜で働いてるくらいの準備をして仕事するくらいでちょどいいです。

ですから、休憩のとり方はとても大事になります。特に筋肉が弱い人は座っているだけで体力を異常に消耗するので、座っていることに疲れたら休憩した方がいいです。

そんな頻度で休めねぇ、ということも多いのですが、「何が何でも積極的に休憩を取る」という意識で仕事をしましょう。マヂで。

あと、おすすめは昼寝です。昼休み、可能ならどこかで寝ちゃう。

5~15分横になって目をつむるだけで本当に疲労感が変わります。特に体調がすぐれないときは寝ましょう。自分だけの昼寝スポットを探しておくといいですよ。

あまり休憩ができずに仕事で疲れすぎて辛いようなら、上司に「疲れやすいんです」と相談してみるのも本当に大事です。

疲労軽減グッズは積極的に使おう

職場で私物を持ち込み可能なら、疲労軽減に使えるものは積極的に持ち込みましょう例えば、姿勢を矯正する椅子カバーや背中を温めるウォーマー、卓上パーテーション、イヤーマフや落ち着くためのおもちゃとかです。

恥ずかしいとか邪魔に思われるかも、と心配するかもしれませんが、その場合も上司と相談してみましょう。意外とすんなりOKでるかもしれません。体を壊すより恥をかいたほうが将来的にお得です。

薬はちゃんと飲もう・活用しよう

成人発達障害者で精神薬を服用している人は多いと思います。この場合は「薬とどう付き合うか」も疲労コントロールに大事なことです。

というものも、薬を薬を服用していると副作用で仕事がうまく進まない、ということもありますが、薬がないとそもそも動けない、ということが多いからです。仕事を始めたら医者にこまめに通い、合う薬を調整していくことも必要なのでは、と実体験上感じますね。

あと、薬は決まった時間に決められた量飲みましょう。これも体調管理に不可欠です。いや、ほんと、薬を適当に飲んでると体調崩しますから。というか崩した。

疲労感を把握しよう

そもそも論になりますが、疲労を感じられるようになることも疲労コントロールに不可欠です。疲労感というのは曖昧なものでして、いつも一定の症状が出るとも限りませんし、これをしたら同じ分疲れる、というものでもない。

ボクは疲労感自体はわかるのですが、嫁は自分の疲労感がわかりません。だから無理しすぎて、家に帰ってくると急に体調を崩すこともザラです。

休憩の問題にも絡みますが、疲労を感じないから身体が疲れない、ということはないのです。むしろ、疲れてなくても時間になったら休憩する、くらいでいいです。仕事をしている中で「身体の何処かがうずく」とか「のぼせ・めまいを感じる」などの症状を探っていき、その症状と疲労感を結びつけるといいですね。

今、こういう症状が出ているから疲れているんだな、とか把握できるようになるとだいぶ楽になるのではないでしょうか。

まとめ

これらはほんの一部にしか過ぎず、ボク自身が「こうしたらいいじゃないかな」と思っているものにすぎません。

人によって疲労コントロールの方法は千差万別です。トライアンドエラーで「こういう方法が自分には向いている」と対処していく必要がありますね。

ただ、いくら工夫しても疲労が続き、度々倒れるようだとその仕事は向いていないとも言えます。

心も身体も一度折れたら同じようには戻せないものです。ですから、折れきる前に負荷をなくすことが肝要ですよ、まじで。疲労に立ち向かうのではなく、疲労からどう逃げるかを意識して、大ヒットしたドラマみたいに「逃げるが勝ち」で行きましょう。

では、今日はこれくらいで。

さぁ、小説を疲労感を感じないように書いてみるんだ!

くらげ

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くらげ

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