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大雪と発達障害と「標準化による辺境の排除」のお話

こんばんは。くらげです。

大雪です

東京では4年ぶりの大雪だそうです。北国出身のボクでも結構驚くくらいの勢いですね。

で、ボクの職場は早退命令が出たので早めに帰ってきまして特に問題はありませんでした。

あおは低気圧で体調が悪く仕事を休んでいましたが、最寄り駅の電車が止まりそうなので休んでよかったです

発達障害者はコケやすい

発達障害があると、足元がおぼつかない、ふわふわした足取りで危なっかしい歩き方をする人が多いんですが、降雪するとなおさら転びやすいようです。

あおもただでさえコケけやすいので、明日の朝は滑りやすい階段を除雪するなどして気をつけないと命が危なさそうなので心配です。

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先ほど、隣りに住む大屋さんにスコップを借りてきてある程度除雪してきましたが、既に積もってますねぇ。まぁ、今のうちにある程度やっておかないと凍結がひどくなるからやりましたけど。

東京は日本の中心だけども

ところで、東京都心で大雪が降ると全国規模で警報が出ますが、東京というのは日本の中でも特別なところなんだなと。

この特別さってのはよく考えると不思議で人口としては10分の1にすぎませんよね。

残りの大半にはそれほど影響のないことのハズです。

ただ、他の地域は100分の1だったり、50分の1だったりと分散しているわけで、そうなると東京って一つのまとまりで「多数」として数えられるわけですね。

まぁ、当たり前といえばアタリマエのことなんですが、これは「障害者が見えない」って問題にも通じていて、数百万人いる「障害者」という存在でも、その他大多数の「健常者」というマスに対して無数に分散しちゃっているわけで「ないもの」として扱われるわけですよね。

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マイノリティというのは「見えない」ものです。そういう構造は「中央」と「非中央」とか「標準である」「標準ではない」という比較が生じるところに常に存在するものと意識したいです。

インターネットは「中央」へ拡大していく?

で、場所に対して自由であるはずのインターネットが進歩すれば進歩するほど、中央への傾斜を深めるのは結構不思議なことです。

グーグルやFB、ツイッターのような「中央的な存在」が圧倒的に強い、ということもありますし、SNSでも当然のように「東京」を知っていることを前提に話が進みます。

なぜこういうことが起きるのかな、というと、要は「標準化されてないもの」がどんどんパージされていき、その標準化が行われやすいんだろうなぁ、と。情報は他の情報とつながりやすい、という性質がありますので。

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もちろん、物事というものはある程度の基準が必要なわけですが、あまりに標準的なことに最適化されると次は「辺境」がわからなくなります。そして、辺境とは「中央」より遥かに広がりを持つわけですよ。

このへんはまぁまた語りたいと思いますが、普段から話すときに「自分の標準」をいかに認識して「ずらしていけるか」が想像力を正しく豊かにするもんなのかなぁ、と東京の大雪を報じるニュースをみながら考えたりするわけですが。

踏ん張りましょう

では、今日はこれくらいで。皆様、辺境を生きつつ踏ん張りましょう。でわ。

くらげ

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くらげ

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