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ツイッターでバズることの恐怖。あるいは怒ることによって支払うメンタルコストについて。ってお話

こんばんは。くらげです。

バズるのは怖いことです

さて、ブログを熱心に書いている私でありますが、依然としてネットの主軸はツイッターであります。しかし、気になった単語を入れて検索したり、トレンドで気になったものを見たり、という「ネットやツイッターの話題」を追うのが中心でTLを熱心に見たり交流を目的としたツイートをすることは以前と比較すると激減しました。

これはまぁ「見えるところ」で話すと知らぬ人から横槍を入れられたり、全然違う受け止められ方をするいわゆる「クソリプ」が来ることが多くなったからです。フォロワーが数百人程度ならともかく、6,700人もいて、その大半が交流したことがないアカウントな現在、残念ながら「なにもかにも自由につぶやいていい」という状態ではないですね。(DM開放しているので何かありましたらお気軽にDM送ってください。アカウントはこちらです。)

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まぁ、数万人のフォロワーがいて毎日自分の思うようにツイートしている方もおられますが、少なくとも私にはできない芸当ですね。なんでできないか、というといわゆるクソリプを送られると精神的にダメージを食らって心臓がバクバクしますし、いいリプライが来ると舞い上がってしまうからです。

いや、あんだけ盛大にバズることを繰り返しておいてそれかよ!というツッコミは受け付けるのですが、バズり慣れたのでやり過ごす方法を覚えただけで、性根は全く変わらんのですよう!

で、昔からのフォロワーさん(たぶん2013年くらいまで)だと「嘘だぁ!」となると思うんですけど、あれは割といつも興奮状態の衝動性で書きまくってたので、内心バクバクではあったんですよう!

怒りとツイートについて

ここ最近は「怒りとツイッター」みたいなネタがバズっているようなのですが、私は一時自戒を込めて「怒りは娯楽」というツイートをしていました。これは共感できる怒りのツイートほどRTしてしまうものはなく、同時に盲目になってしまいやすいからです。

「社会的な怒り」を共有することはこの社会の問題を明らかにして良い世の中にするためには絶対に必要なことですけども、次から次へと「怒りの対象」が広がるSNSにおいては一つ一つへの「怒りへの理解」が深まらないまま、なんとなく怒ってスッキリすることが増えてしまうのではないでしょうか。これは怒りを「消費」しているのであって、怒りをアクションにつなげるのは難しいんだろうなぁ、と私自身の行動を省みても思います。

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また同時に、怒りをツイートする立場からしてもその怒りが拡散されると、その怒りは社会に対して正当なもの、と思い込みがちです。しかし、怒りがただ「消費されている」だけという可能性があることを深く考えたほうがいいです。

もちろん、ツイッターでバズったことが社会を変えたことは無数にあるのですが、そういうツイートは割と「専門家」あたりから出ているものが多くて、我々のような素人はむしろバズに翻弄されて消費されて疲れ果ててしまうことのほうが多いように思います。

怒りを消費するのではなく理解すること

繰り返しますが、怒りを共有することは大事です。しかし、同時に「怒ることで失われること」への理解も深めたほうがいいです。怒りを「消費」するのではなく、なぜ自分はこのツイートに怒っているのかを「理解」して、それが本当に怒る価値があるならば、なんらかのアクションを起こしてみる、という一呼吸入れるくらいでちょうどいいと思うのです。

私自身がそれが出来るとは言い難く、日々、言わなきゃいいことを言うし、間違ったことを垂れ流してツイ消しをします。でもまぁ、なんとか最近は大やけどせずにいられるのは妻のあおが私がツイ廃に陥ったとき「あんたはツイッターの奴隷だ!ツイッターを使ってるのではなくてツイッターに使われているだけだ!」と泣きながら説教してくれて、その言葉が深く突き刺さっているからです。

道具を使うのではなくて道具に使われてしまうことは多々ありますが、ネットも同じです。ツイッターを使いこなすはずがツイッターに使われて、メンタルコストを払いまくってる人が多いように見えます。

ツイッターで消耗している方は一度、「怒りのメンタルコスト」を考えてみてはいかがでしょうか?

踏ん張っていきましょう

では、本日はこれくらいで。皆様、メンタルコストに注意を払いつつ踏ん張っていきましょう。では。

くらげ

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