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伊藤計劃「ハーモニー」を再読して小説は書きたいなぁとなったお話

こんばんは。くらげです

家事タイムは読書タイム

Fire タブレットの読み上げ機能の活用で、散歩したり買い物をしたり料理したりお風呂を洗ったりという時間が読書の時間になっています。

ADHDは一つのことに集中できないといいますが、逆に言うと複数のことを同時にこなすのは得意な人もいるのかもしれませんね。

なお、読み上げ速度ですが、1.5倍にも慣れてきたので今は2倍で訓練中です。聴覚障害者のアイデンティティが更に壊れていくのですが、まあ仕方ないですね。

ハーモニーを再読

そういうわけで2〜3日に1冊のペースで本が読めてるんですが、最近はライフハックやドキュメンタリーというノンフィクションが続いてたので、何か小説を読みたくなり、伊藤計劃のユートビア小説「ハーモニー」を選びました。

ハーモニーを読んだのは2回目なんですが、以前読んだ時より「意識とは?人間とは?」という問題意識を深く持つようになっていたので、この小説の持つテーマが非常に重く感じましたね。

先に読んだ「動物と機械から離れて: AIが変える世界と人間の未来」では「AIによって人間は動物化するのか?」という問いが繰り返し出てきたのですが、ハーモニーの結末はこの問の究極の解の一つなんでしょうねぇ。

こんばんは。くらげです。 本日から平常運転です さて、本日から仕事も平常運転に復帰しました。早速、色々とトラブルがあって全然予定通り進み...

もし、「考える」ということが「生存に必要な行為」として獲得したものであるなら、AIが人間を養ってくれるようになれば「考える」ことすら不要になるかもしれませんね。それを幸せとするかディストピアとするはまた別の話なんでしょうけど。

小説書きてぇ

それにしても、久々に小説を読んだのですが、「やっぱり、小説書きたいなぁ」と思いましたねぇ。

今書いているものも、これまで書いているものは基本的に自分の経験をもとにしたエッセイなんですが、自分という枷を取っ払ったところで自由無碍に物語を動かして自由の世界を作ってみたいという欲求はあります。

そして、「人間かどういうものであるか」という哲学を自分なりに追求して残しておきたい、という気持ちがあるのかなと。まぁ、なんですかね、やっぱり私は人間が大好なのでしょうね。

でも、でも小説を書くのが得意ではないというか設定を綿密に作ったり世界観を妄想するのがあまり得意ではないので当面は今抱えてる作業を進めて行きたいと思います。

このくらいで

本日はこのくらいで。皆様自分の意識を手放さずに頑張っていきましょう。では。

くらげ

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