こんばんは。くらげです。
植松被告の取材記事
神奈川新聞が村松被告を取材した記事を出しました。
【平成の事件】19人殺害の植松被告 接見19回と手紙34通から見えたゆがんだ正義と心の闇https://t.co/nKzyQPeXSE 「ゆがんだ正義感を振りかざし、周囲からの称賛を疑わず、心の中の闇を増幅させていったように思えてならない。」
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
それに対する雑感とか
劣等感からくる殺害?
これを読んで植松被告は「自分は役に立たない」と強く思うあまりに「より役に立たない人間を処分して役に立つことを『誰か』に承認されたかったんでねぇかなぁ」という思った。まぁ、普通に「自己愛性パーソナリティー障害」の診断出てるんだけど。 https://t.co/PvL9sSssrP
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
植松被告がこの犯罪を犯さないようにするために必要だったのは「自分は役に立たなくても生きていていい」って「許し」だったのかもしれないしなぁ、と。「ただ生きているだけでいいんだよ」という救済の技法。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
これは私は「人間は生きていることだけで何らかの役割・役目がある」と信じてるし、それ故に「生きていることはそれだけで意味がある」と本気で思ってます。そういう「救い」を与えてくれたのは宗教なんだけどね。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
辛い時ほど弱い人間を叩きたくなる
やはり、障害があることで「自分はダメだ・生きている価値はない」と悩んでいた時期は長いです。むしろそういう時にこそ「(自分より)弱い人が明るく生きている」ということが信じれないし、許せない気持ちがあったのは今から振り返ると確実にありました。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
自分が生きる理由を作るのに「他人を排斥する」というのは割とお手軽にできますし、それがより弱いものであれば反撃の恐れは少ないですしね。だから弱い時こそ弱い人をたたく方向に走りやすい。差別をしない、というのは余裕の問題でもあるのだなと。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
なにかに認められたかったのでは
「弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者を叩く」(THE BLUE HEARTS TRAIN-TRAIN)
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
植松被告の供述は結構読んでるんですよね、これでも。そこから感じたことはまさにこの歌詞の通りで「何かに認められたいあまり自分の中にある役立たずを殺して忠誠の証を立てたかった」ということです。ただ、その「何か」が彼の中でも明確ではなさそうだよな、と。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
まぁ、私は何かの専門家ではないので断言することはできないんですが、彼の中で忠誠を立てたかった何か、というのは、「日本」だったのだろう、とは思います。ただし、その日本は彼の中の劣等感が生み出した虚構にすぎなかったのだろうな、と。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
彼の見ている「日本」は「障害者を殺したら自分を認めてくれる」という価値観で動いていました。そして、残念ながらそれを完全なる間違い、と否定しきるともできない言葉が事件直後に流れていました。ミクロに見れば事実でさえあったのだろうな、と。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
ただ、ミクロな視点とマクロな視点の両方を持ち得て人間ははじめてまともな判断力を手にすることができる。自分の劣等感の超越のために「他者」を殺す、というのはやはり独りよがりの狂った価値観だし、それに賛同する意見も同時に否定されるべきです。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
RTの向こうに植松被告が見える
しかし、「何かに認められたために他人を虐げるのを当然とする」というのは割と当たり前にしてしまうことです。ツイッターで「変な人がいる」とRTして「身内」に広めてしまうのも同じ心理から出るものだと思います。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
我々が(政治的/ジェンダー的/社会的な対立をしてるすべての対立者を)晒しRTをするとき、その延長線上に「植松被告」が微笑んでいるような気がしてならないのです。「誰かに認められるためにより弱いものを叩く」という行為に自覚的になりましょう。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
まぁ、私も「こんな事を言っているやつは物理的に排除しなければならない」とお思うことは多々ありますし、こらえきれずに色々口出したりすることはあります。しかし、それを当たり前としない努力だけはしていたいですね。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
とりあえず、ムカつくやつがいたら「考えを否定しても存在は否定しない」と繰り返し頭の中で唱えてみるといいですよ…。(ブロックとミュートを多用しながら)
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
お待ちしております
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
お待ちしております
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
おまけ
ちなみに相模原障害者施設殺傷事件についてはテレビに出演してます…https://t.co/mMnuVIoS7d
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 9, 2019
踏ん張っていきましょう
では、今回はこれくらいで。皆様、自分が生きることを肯定しつつ踏ん張っていきましょう。では。