発達しすぎた発達障害児の「居場所がない」問題についてのお話

こんばんは。くらげです。



発達障害のブログなのか?

最近は発達障害関係のブログ記事が少なくて申し訳ありません。

発達障害絡みの情報収集をサボっており、また、自分をネタにしようにもすでに乾いた雑巾を絞って水を出すくらいのレベルでアイデアが枯渇しております。

こんばんは。くらげです。 今週の対談を更新しました 今週の対談を更新しました。 もはや発達障害とどんな関係があるかわからな...

なので最近は趣味のガジェットいじりに走っているわけですが、恐ろしいほどに反応がない上にアクセスがだだ下がりしているのでまじめに発達障害関連ブログに戻りたいと思います。はい。

異常に能力の高い発達障害児はいる

さて、今朝方、「あまりに優秀なところとそうでないところにギャップがある子供はどうすればいいのか?」というツイートを目にしました。

「発達障害児は天才児かそうでないか」という議論を目にすることがあります。これはもう各自が接している「発達障害児」によって感じることにギャップがありすぎて全然かみ合わない印象なのですが、わりと常人には理解しがたい脳の働きを持つ障害児は珍しくありません。

妻のあおは幼稚園を出る頃にはほとんどの漢字が読めてましたし、おかしの味と読んでいたテキストを結びつけることで暗記力を高めることができたそうです。

また、現在でも異様にフォントや印刷の色の違いの区別がつくので、名刺作製の仕事に役立てていますし。

しかし、あおは一桁の足し算もよく間違えますし、しょっちゅう「今何をしていたっけ?」となります。これでは日常的な生活が難しいのは想像できるでしょう。

こんばんわ。クリスマスに甥っ子二人に絵本をプレゼントする予定なのですが未だに買う本が決まらないくらげです。 絵本で大学受験はできません ...

他には、あおの知人の息子さんは一回聴いた曲を耳コピしてピアノで弾くという才能を持っていたり英語ラジオを聞くだけで英語を覚えたりしたそうです。でも、24時間寝て36時間起きるのが体内の自然なサイクルらしく、小学校にまともに通うことができずに不登校でした。また、体の軸が弱く長時間座っていたりまっすぐ歩くことができません。

その子の父親は最初は発達障害について知らなかったので不登校に関しては怒っていたそうですが、いろいろ勉強して理解を深め、ついには会社にアメリカ出向を依頼して一家そろって移住しました。その子は今、アメリカでのびのびギフテッド教育を受けているそうです。

そういう事例も見聞きしているので「異様に能力の高いところがあるが日常生活を営むことができない人」というのは普通にいるんだなと。

「高機能」な障害児の支援の難しさ

そして、このような「発達しすぎた発達障害者」はいわゆる「福祉」の範疇では受け入れ先がありません。言葉は悪いのですが、福祉は「平均的にできない人」のためのものであり、どこか一箇所でも目立ってよければ受けにくい、というのが現状です。

しかし、このブログで何度も指摘しておりますが、困難とは「平均的な範疇」を超えたところにも存在します。ボクは185cm95キロの巨漢で羨ましいと言われますが、日常生活では身をかがめざるを得なかったり、服がなかったり、と大変なのと同じでですね。

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昔の特殊教育は「一人ひとりの個性にあった支援をする」という名目で「特別支援教育」と名を変え、実際に個々人の能力に合わせた教育が少しずつですが進んでいます。しかし、これも「全体的にできない子供」がメインになっていて、ツイートにあったような子供は普通学級からも特別支援教育の場からも「排除」されているのが現状です。

好きなことをしていいんじゃないかな?

では、こういう子どもたちはどうしたらいいんでしょうか。少なくとも、ツイート先の娘さんについては、ボクは「学校なんか行かなくてもいい」と思うのです。

ボクは学校に行く意味は「民主主義国家の一員として最低限の知識を身につける」ことだと思っています。ですから、知識や教養を身につけることが自力でできるなら別に学校に行かなくてもいいんじゃないかと。(独自の解釈です)

もちろん、社会的なスキルを身につける、というのはあるんですが、発達障害児に「普通の社会的なスキル」を押し付けたところで何かいいことあんの?むしろ才能や気力すりつぶして精神的に人間を作るだけじゃねえの?そもそもまともに社会人することを諦めればそれで済む話じゃね?とかまぁそのへんを感じてますね。

それでどうやって生きていくんだ?と言う方も多いのですが、昔ならいざしらず、今は「個人で稼ぐ」ハードルがめっちゃ下がっている時代です。稼げるスキルをしっかり身につければ社交性を無理に伸ばすよりマシなんじゃないですかね、と思うんですけどね。(どっちもできたことに越したことはないのですが)

まぁ、先の娘さんに関しては裁縫が得意なようなので、ぜひそちら方面の才能を伸ばしてほしいのですが。期待しております。

踏ん張りましょう

さて、今日はこれくらいで。皆様、自分の得意なことをへし折られないように踏ん張りましょう。では。





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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談
15151372_922612661202917_1424986504_n1 「ボクの彼女は発達障害」のくらげと寺島ヒロが再タッグ! ADHD・難聴のサラリーマン「くらげ」とアスペルガー症候群の漫画家「寺島ヒロ」が発達障害に関するエトセトラを傍若無人に放言しまくる対談集です。 発達障害あるあるネタをイラスト付きでお楽しみください!
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