こんばんは。くらげです。
今週の対談を更新しました。
来年からICD−10(国際疾病分類第10版)で睡眠障害が大分類として想像することで、発達障害者にも多い「睡眠障害」の治療にも良い影響があるのではないかという話です。
そもそも「睡眠」については「個人差」がとても大きいものですがその幅があまり認識されてない気がします。睡眠というもの自体のデリケートさが今回の改定でもっと広がるそうですね。
医療と障害者の問題
あおの体調不良
さて、台風の接近に伴いなぜかあおの咳き込みがひどくなっています。一時は顔色も悪くなり「救急車を呼ぶか」と考えましたが、話ができるし体も動くので微妙なところ。
とはいえ、休日診療所に行こうにも車もないしタクシーを呼ぶのも大変だし、どこに行けば良いか電話で問い合わせるのも大変だ、ということで悩んでいるうちに少しマシになって今に至る、という状態です。
まったくもって良いことではないのですが、聴覚障害をもったり電話の難しい障害があるとこういう時にめっちゃくちゃ不便というか生命に関わりますね。
聴覚障害者の通報手段について
国や自治体も電話ができない障害者や高齢者のためにのためにメールやFAXで緊急通報をするシステムを設けているところもあります。
また、リレー電話サービスというのもちょっとずつですが整備されてきて、以前に比べれば聴覚障害があっても通報できないということは減っています。
しかし、普通に電話をするよりも労力はかかりますし、一刻一秒を争う時などは生命の危機に関わることもあります。
そういう意味では「障害があること」はリスクが高いことですね。特に一人暮らしなどをするときは工夫が必要なのは間違いないところです。
障害者と医療差別と
一方で精神障害者の緊急医療も問題も耳にすることがあります。精神障害があることで救急搬入先が見つからずたらい回しにされて手遅れになって死んだというケースもあります。
また、知的障害者が痛みを訴えて運ばれてもろくに診断されずに帰らされて重症化したという話も聞いたことがあります。
障害を持つことは「医療を受ける」面でもとてもハードルが高いという事実はありますね。障害者差別解消法でも医療事業者向けにガイドラインが発表されていますがそれでも障害者に対する医療差別はまだまだ根強いようです。
病院はバリアフル
以前も書きましたが病院っていうのは障害者にとって「バリアフル」な場所です。この改善のためには患者たちが声を上げていくしかないのかな、と感じますね。
ただ、医者は医療のためにいるのであり、病気を「治す」プロですが障害に関する理解が深いわけでもありません。あまり「医者」に期待しすぎず、情報を集めたりして日頃から医者とのコミュニケーションを深めるいうような工夫も必要だと思います。
障害があることはどこまで行っても普通の人よりもリスクが高いことを意味します。そこはもうどうしようもないので、覚悟を持って自立していくしか無いですね。
踏ん張りましょう
さて、今日はこのくらいで、皆さん、賢く情報を集めつつ踏ん張りましょう。では。