こんばんはくらげです。
今週の対談を更新しました。
今週の対談を公開しました。このブログもそうですが音声入力で書くことが本当に増えています。うまく使いこなせれば聴覚障害者の支援や発達障害者の方のPC入力などがとても楽になるんじゃないかと思いました。
それと同時に「無料」「普及品」を使いこなす大切さも実感した次第です。しかし、音声入力に慣れると、本当に手を一つ動かすのが面倒くさくなりますね。これはもはや堕落です。
少子高齢化と働き方改革
ところで、超少子高齢化社会で人材が不足しているというニュースを新聞で目にすることが増えました。中小企業では人手不足で倒産していくケースもどんどん増えているようです。
一億総活躍社会でも働き方改革で様々な人が仕事ができるように社会システムを変えていくと提言していますが、昨日の読売新聞では「少子高齢化」と「働き方改革」は両立できない。「人手不足」が続いているのに「時短勤務」などの多様な働き方を確保するのは簡単なことではない、ということでした。
理想としては時短勤務などの対応の在り方があるからこそ「人材」が増えていくことなのでしょうが、現実としては、中小企業は仕事が増える一方で残業時間労働時間が増え、時短勤務などを活用できるのは一部の大企業だけでしょう。時短勤務ができる人たちは「勝ち組だ」という見方もできますね
障害者雇用と「人手不足」
ここに障害者雇用の難しさも含まれている気がします。一部の中小企業では障害者を人材としてうまく活用する仕組みを作っていますが、ほとんどの中小企業の経営者には障害雇用に関する知識も関心もありません。日本の企業の大半は中小企業でありますので、障害者雇用の母数がその時点で半分も捨てられているわけです。
また障害者はフルタイムで働くことが難しい人も多いです。ある程度能力があって働くのができても体力的・精神的な問題で休みがちになる人はほとんど仕事がないのが現状です。大手企業での障害者雇用でも「多様な働き方」と面からすれば残念ながらまだまだ「健常者と同じように働く」と言うスタンスが強めではないでしょうか。
自分からガツガツやっていく大切さ
では障害者雇用されているお前の働き方はどうなのだといえば、やはり「健常者」と同じように働くことが求められています。正確には「普通にできることは特に求めないけど、くらげさんにしかできないこともあるからほぼ放置」という状態です。
それはうちの職場が「障害者雇用」に関する知識が未だにほとんどないのでどういう仕事を自分に与えて良いか分からず暇だったので、自分で「こういうことができます」とアピールして仕事を作ってきた結果、「いなくてもいいけどいたら便利」と言うポジションを確保できたかなと思います。
大変運が良いケースだと思うのですが、「人数合わせに仕方なく雇ったら思った以上に変なのが来た」みたいな受け取り方をされているんじゃないんでしょうかね。それは自分の事務能力など発揮する機会が増えているということですのでいいことなんですが。
取っ掛かりが大切です
あおが就職したケースも、最初は実習生だったんですがテキパキと働いてくれるので「これは使えるから雇用しよう」となったようなんですね。要は「とっかかり」をどう作るか?まず第一歩としてこれがとても大事な気がします。
そのためには仕事につながる機会を就労支援なり特別支援学校なりで増やしていく努力も必要だなと思います。国の動きを待つだけでは現状では就労に結びつきにくいですね。
踏ん張りましょう
まぁ、今日はこれくらいで。皆様、うまくとっかかりを作りつつ踏ん張りましょう。でわ。